富樫鉄火

チュルリの富樫鉄火のレビュー・感想・評価

チュルリ(2021年製作の映画)
3.5
東京国際映画祭にて。
世界には、いろんな映画があるものだと、ほとほと感心させられた怪作だった。
あまりに意味不明のホラー映画のようなシーンが続出するが、まともな説明はない。
なのに、不満になることもなく、それなりに観て、ラストではわけがわからないうちに感動させられている。
なんとなく、ガルシア=マルケスのような、南米文学の「マジック・リアリズム」を思わせる内容だったが、それがインドで生まれていることに驚く。
脳天をぶん殴られたような気がする、そんな映画だった。
富樫鉄火

富樫鉄火