2022/11/19観賞
ホラーでありコメディであり…というような作品。
ホラーとコメディって紙一重よなほんま...
笑えるホラー大好きやわ。
最期の日、最期のクリスマスを舞台に、
アートの怖がる姿だけでなく、大人たちの楽しく振る舞う姿、母の強くあろうとする姿、親の言うことを当たり前のように受け入れる子、すべてが狂気の心理を引き立てる。
冒頭の明るいシーンから食事シーンまでの30分、
何も知らない方が楽しめるかもしれないし、知っていればそれはそれでめちゃくちゃ怖い。
それぞれの最期がキャラ立ちしてて良い。
そしてラストは希望か絶望か。
それぞれの登場人物が抱える葛藤は、現代社会の様々な倫理的問題に置き換えられる。
この映画がコロナ禍前から企画された作品というのがまた見事。
「過ちは犯すまで気付かない」
という言葉が強烈に心に残り、人生のあらゆる選択の度に浮かんできそう。
誰かがレビューで「このメンバーで人生最期の日を楽しく過ごせると思って集合させたことが一番のホラー」というようなことを書かれていて最高やな思った。
ソフィがダントツで可愛かったです。
ジョニーデップの娘なのね。
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