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未亡人下宿 初のりのout1のレビュー・感想・評価

未亡人下宿 初のり(1978年製作の映画)
1.0
ちょっと苦手な作品だったなあ。
体育会系的な暴力が、未亡人という絶対者によってマイルドに共同体に調和していて、そこもまた気持ちが悪い。
ウンコを食べさせるシーンが朗らかに描かれているのですが、
小山田圭吾がいきって語ってしまって必要以上の誤解と混乱を生み出したけど、
ウンコ食わすことを笑いとして消費していた事実を改めて知ると、別世界のことのようで、たじろぐ。

その時代の気持ちの悪さとある種の優しさみたいなものが共存していて、
どう判断して良いかわからなくなる。
でも、80年代を学生として生きてきた僕は、確実にそのような空気にうんざりしていた。
特に優しさには。
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