このレビューはネタバレを含みます
サーリャみたいな子には本当に光があると願ってしまう。
家事をこなし、勉学も推薦をもらえるほどに頑張り、同じクルド人が言語で困っていたらその通訳をこなして、妹、弟の世話も見て、バイトもする。
父の難民申請が通らずに、ビザが切れて父が収監されて、、、
その父も娘と息子にビザがおりるように、自分が送還されることで、娘たちのビザがおりるように動く、母国に帰ったら捕まると分かりながら。
クルド人には母国がなく、イラン、イラクシリア、トルコなどにバラバラにいて、少数民族とされている。
国家を持たない最大の民族。
ルールは大事なんやけど、人を守れるルールであってほしい、本当に助けを求めてる人に届くもので。