2024.03.30鑑賞 追記🌱
圧倒されっぱなしの三時間でした。
キリアン・マーフィーの苦悩と嬉々として追究を重ねる姿、どちらとも圧巻のレベルの演技でした！ロバート・ダウニー・Jrも個人的な恨みを持つ悪役ではありましたが、主演以上に最高に素晴らしい演技に圧倒されてました。
ラミ・マレックも良い役、良い演技でした。
まさにノーラン監督ワールド全開な作品で
三時間テンポ良く、内容に着いていくだけでも必死な速さで
進みつつも濃厚でした。
今年観た作品の中でもダントツ上位に来る
映画としては秀逸な作品でしたが、日本人として当時の関係者や作品自体に憤り、憎悪を感じる場面は多少ありました。
広島と長崎の甚大な被害と惨状、奪われた夥しい命についてそこまで描写はなかったんですがそこにフォーカスをし過ぎても
オッペンハイマー自身の伝記としての映画自体の趣旨がズレてしまうのかなぁと複雑な気持ちにはなりました。
彼自身に良心の呵責はあったと伝わってきましたが、日本人の視点だと何とも言えない感情にはなりました。
映画としては素晴らしいことには間違いないのですが。
その他の感想としては…登場人物たちのセリフが多くてストーリーが進むのが速く着いていくのに必死でした！笑
モノクロとカラーの使い分けが天才的でした！！
