スルガ

オッペンハイマーのスルガのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.8
我々は破壊した。

「原爆の父」と呼ばれた男、ロバート・オッペンハイマーの生涯を描く。

エキスポのIMAXで鑑賞。凄まじい映画体験。政治情勢や量子力学、登場人物の多さで複雑に感じるのもさることながら、オッペンハイマーの葛藤は伝わってくる。原爆を投下し聴衆が喜びに満ち溢れ、足踏みするシーンが恐ろしいが、個人的にはお偉いさんたちが日本のどこに投下するかを討論するシーンが1番恐ろしかった。日本人にとっては痛ましい映画ではあるが、公開時期が遅れたことはよく分からない。
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