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オッペンハイマーのharukaのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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終戦80年近いが原爆を投下された国の国民としての立場から言うと、過去の科学者の過ちに対して日本国民はどういった態度を取るのか真意を投げかけられているような気分になる。

善良な市民を巻き込む戦争が未だに世界各地で起きている惨状に、一国として目を逸らしてはならないということぐらいしか言えない。

戦争体験をした人々が高齢となって語り継げなくなっていく現実に対して、平和を希求することは、こうした作品から深く読み解くしかなくなっていくのではないのではなかろうか。

どうしたら戦争は終わりを告げるのか、これは人類に課せられた使命なのかもしれない。
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