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呪われた老人の館の2049のレビュー・感想・評価

呪われた老人の館(2021年製作の映画)
2.0
 脳卒中により軽度の後遺症を抱えることとなった主人公が家族に迷惑をかけまいと高齢者施設に入居するが、不可解な現象が起こる。

 ホラー映画なのにほとんど恐怖シーンがなく全く面白くない。アネットは何が起きているかある程度気づいていたようだが、車椅子で自力歩行は少しできる程度の彼女がどうやって調査したのか。そもそも軽度の後遺症があるとはいえ、元気な主人公を狙うのもよく分からない。
 
 老いに対する恐怖と若さへの羨望や、高齢だというだけで幻覚や幻聴だとあしらわれ認知症扱いされる怖さは上手く描いているが、なんせ怖くなさすぎてホラー映画としては失敗としか思えない。

 Amazonとブラムハウスがタッグを組んだ作品で去年4本、今年4本公開となったが、わざと手を抜いて作ってるのかというくらいどれもレベルが低く残念。
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