YasuoTomimoto

とら男のYasuoTomimotoのネタバレレビュー・内容・結末

とら男(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます


第22回
TAMA NEW WAVEコンペティション
一般審査員として鑑賞させていただきました。

メタセコイア
生きた化石

東京の大学生かじかよこ
元刑事の西村とら男
メタセコイアが結んだ1つの縁
居酒屋で出会ったかよこととら男
カニメン
(カニの甲羅にカニの身や卵をつつめたおでん)
甲羅のワイルドさと繊細さが詰まっている

1992年に起きた
金沢の女性スイミングコーチ殺人事件
未解決事件
誰が犯人なのか

2人で作った帳場
祖父と孫ほどの関係で
2人で情報収集していく様がなぜか愛おしい
何より、
とら男の言葉、話す内容に真実と重みがある、かつ自然で、すっと頭に入ってくる感覚がある。

カメラークというか、
映す角度やその距離、
場面の転じ方など、
秀逸である。
さりげなく映すご飯は美味しそう、
さりげなく映す風景は美しい。


犯人は知っているというとら男、
ではなぜ捕まえられないのかと問うかよこ。

最後に、
かよこの調査に使った黄色いノートを持つとら男に、
とら男の思いが表れていたのかもしれない。
YasuoTomimoto

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