緑

とら男の緑のネタバレレビュー・内容・結末

とら男(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

時効となった殺人事件を
元刑事と女子大生が追う話。
事件は現実に起きたもの、
元刑事はリアルにこの事件を担当していた元刑事。

居酒屋で偶然知り合った元刑事の年配男性を後日待ち伏せ。
いきなりの「虎男さん」呼び。
「西村さん」だろ! デコ助野郎!
勝手にSNSで情報提供を呼びかける。
散々捜査ごっこさせてもらったのに
元刑事が犯人をわかっていながら
警察内の人事異動のせいで捜査本部を外され
捕まえられなかったと知ってキレ倒す。
で、ちゃっかりこの捜査を基に卒論作成。
就活の面接での敬語も緩い。
とにかくこの女子大生の図々しさに
イライラが止まらず、
途中からは席を立つか悩みながらの
鑑賞になってしまった。

捜査に協力してくれる人へのカメラワークが謎。
最初は顔を映さず後から映すパターン多数。
こういうのはここぞというときでないと意味ない。

とても期待していた作品だし、
事件は興味深いし、
一番懸念していた元刑事の芝居も問題なかったし、
話を進めるためにはある程度の強引さが必要なのも
わかりはするのだけれど、
女子大生の性格が苦手を通り越して嫌。
事件の掘り直しではなく
捜査手順レクチャー映画か? という引っ掛かりが
無効化されるくらいに女子大生が無理だった。
緑