溺れないと言っていて
冒頭から溺れるという。笑
10代の揺らぎというか
不安定さとか葛藤の末の行動とかが
うまく描かれていたと思う。
だけどテーマにしていることは
10代だけではなく何歳になっても
戸惑うことだと思うので共感できた。
ほんとうに朔子の表情が
終盤になるにつれて魅力的に
なっていくのが素晴らしかった。
初めて舞台挨拶を経験したけど
当たり前みたいに放映されている
映画は何年もかけて脚本が作られて
また何年もかけて撮影・編集して
ってすごく壮大だなって余計映画が
好きになった。
こんなに素晴らしい映画を作る人も
劣等感とか性や年齢による葛藤
誰かに勇気をもらったりと
様々な感情と戦ってるんだ。
監督が当時悩んでいたときに
先生から掛けられたという
『揺らいでいても良い。』
すごくしっくりきた言葉でした。
"ミューズは溺れない"
このタイトルは後からついたもので
最初は"その向こうへ行こう"
だったらしい。タイトルに惹かれて
鑑賞した身なので監督のひらめきに
感謝でした。
淺雄監督と主演の上原さんの
やりとりすごく良い雰囲気だった〜。
