このレビューはネタバレを含みます
父と子の物語。
今作はリバイスがメインライダーとして描かれているので話の内容もリバイス寄り。
セイバーは単なるコラボ相手としての消化試合になっている。
50周年という節目の年にしてはいつものライダー映画のように過去ライダーとの絡みというのはほとんどなく、
新1号(新本郷猛)が回想で出てきたりエンドロールによるものだけ。
本当の息子さんが変身してるので激似なのだけどセリフの言い回しがあまりにも模倣すぎてオリジナルっぽさも欲しかった。
ライダー1号に関するストーリーはほぼほぼ繋がりを感じるものではあったけど、
「改造してくれてありがとう」というセリフは終幕の感動シーンとして持ってきた感があり、正直いらないのかなと思うシーンでもあった。
センチュリーの能力やアンチ悪魔というかなり尖った性能を持つライダーの能力やそれに関する未来への行き来に関してはとてもわかりやすいけども、センチュリーが対ディアブロに特化してる故、彼らだけ戦えばいいのでは?と思ってしまう。
バリアが消えるまで戦い続けるのはなんか必死で面白い。
狩咲の作るクローンライダーでいつものキャラたちが過去のスーツを着るのは面白い発想だしクウガと1号のベルトを混ぜたような記念ベルトにシンプルな見た目、変身音は最近のライダーっぽくなくて好き。