面白かった。
最後の演奏は確かに良かったかも。
まあ一番良かったのは、エンドロール中の曲ですが…
画風やキャラクターは好みではありませんが
青春友情ものとしてのストーリーはまあ良かったかな。
それより、若者たちを取り巻く大人たちの振る舞いが興味深かった。
彼らを純粋に応援する人、態度を諭す人、自分の言動を振り返る人。
あと音楽に携わっている人なら、音楽に向き合う気持ちや
始めたばかりの頃の苦い経験に懐かしさや恥ずかしさを覚えそう。
声優が俳優問題ですが
最初は違和感があるものの、どんどん良くなり
キャラクターに寄っていきます。
が 私はやはり声優さんでお願いしたいです。
一番気になるであろう実際の演奏ですが
ピアノは圧巻です。
私が上原ひろみさんファンということもありますが
要所要所おおっと思わせてくれました。
ドラムも最初のうちは下手でありながら悪くない演奏で（これ難しいよね）
段々成長して最後はカッコ良くなってます。
ただ、納得がいかなかったのはサックス。
荒削りだけど個性的で面白いという説明の音には聞こえませんでした。
私にはね。好みの問題かな。
最初に書いたように、最後の演奏では良かったですが。
全体としては、三人の成長とともに尻上がりに面白くなっていきます。
ので、最初にあれ？と思ってもジッと彼らの奮闘を
見守ってください。
