番宣やら何やらで前情報だいぶ頭に入れてから観ました。戦争映画は重たくて悲しいけど好きです。ズーンってなるけど現実は知っておきたいし、今作も実話を元にした作品との事で鑑賞。ネタバレになるからあまり言えないけど、どんどん主要キャストが死んでしまうような話じゃなくて良かった。結構覚悟して観たので。ニノも松坂桃李も良かったし、痩せ細っていく感じがリアルで辛かった。桐谷健太も中島健人も良かったし、安田顕もとても良かった。そして裏の主役クロ。クロがとーっても良かった！動物はズルい。泣かせに来てる。あの追いかけるシーンはハラハラしながら涙ポロポロでした。辛いシーンが多過ぎて、涙よりも恐怖心が勝った。感動はしたけど、両隣の知らない人があまりにも号泣してたからちょっと冷めてしまったのも事実です。笑 ニノの歌声が大好きなのですが、今作で聞けました。あのシーン好き。山本幡男さんの生き様かっこよかった。家族にだけじゃなくて、周りのみんなに愛が大きい人。目を背けたい事実の中に確かにあった素晴らしい人物の物語でした。
