ヒューマンあり、ファンタジーあり、アクションあり、コメディありの、ちょうどいい作品揃いで、いずれもヒューマン部分はコアに通じてた印象。観る楽しみは違えど必ず作品のどこかで心が温まったりしめつけられたりしました。
僕は変に期待でハードル上げない方がいいと思って、誰がどんな感じの作品に監督/出演したのか知らずに観てました。シーズン1も未鑑賞。
クレジットを見て、後から知って気分が盛り上がった作品もあったので、あまり前情報入れずに観てほしいと思います。
以下、↑のような監督、出演、ストーリーに触れるレビューとなります。
佳作揃いの中でも特筆したい3作品について簡単に語らせてくれ。
「愛を、撒き散らせ」
こころの電話相談室の話。板谷由夏さんがじんわりしんみり来る！し、これが志尊淳監督か！の衝撃。ドキュメンタリー「人と仕事」（は未鑑賞なのだけど）で得た経験がメキメキと活かされているのではないか？脚本は別の方でしたが。孤独に悩む方必見。だけど感じ方は人それぞれかもしれない。
「インペリアル大阪堂島出入橋」
閉店した洋食屋店長の独白。佐藤浩市さんで「バードマンあるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）」とドキュメンタリーをフュージョンさせたような作品。圧巻の佐藤浩市。知らんけど深夜のゲリラ長回し？知らんけど実在の洋食店モチーフ？渋すぎる。
「The Little Star」
孝之で紀里谷です。グンバツです。野暮な感想としては「シンシティみたいでカッコよ！」。監督を知らずに観てたけど、紀里谷監督と知って納得。映像のこだわりが本当もうグンバツ。
全部やってるとキリがないし、ストーリーをバラしても仕方ないのでこの辺にします。他作品も心が温まるヒューマンドラマやコメディがあるけど、ショートオムニバスだからこそ外さない、バランスのいい作品群でした。（温まらないのもあっ…たっけ…？あったかも）
人に優しくなりたい、されたいと思う方にオススメ。
