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ブラック・フォンのタロウのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.3
『THE BLACK PHONE/ブラック・フォン』




超王道!な成長ストーリーだ。いじめられっ子のフィニーが友に奮い立たされて、脅威に立ち向かう。ただ、その友は皆「死んでいて」、脅威とは「自分を誘拐した謎の男」っておっかないシチュエーションの中でフィニーが頑張るんです。

お友達がほぼ皆ナイスガイなヤツらなんですが、そのナイスガイっぷりを見せてくれた直後にさらわれていってしまうので何とも悲しい。ブルース..ロビン..。しかも殺されてしまっているという..。

そんな彼らが断線して繋がらないはずの黒電話を通じてフィニーに助言をしてくれます。最初はビビっていたフィニーも、彼らの思いを背負って誘拐犯"グラバー"(イーサン・ホーク)をぶっ倒して脱出しようと奮闘。それ以上でもそれ以下でもないけれど、覚悟を決めた男にはやっぱりがんばれー!!と声援を送らずにはいられなくなる。かっこよかったぜフィニー!!

結局、黒電話の詳細は分からず夢で見たことが現実になる妹ちゃんのことも深掘りされず、グラバーのこともよく分からず終わってしまった点はモヤッとするけれど、ホラーパートもドラマパートもとっても丁度良い作品だったと思う!!続編あったら観たいです🙋

memo
イーサン・ホークの全顔がなかなか出てきません。
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