ピュリッツァー賞を受賞した
ジャーナリストで作家の
J・R・モーリンガーの自叙伝。
母と息子(JR)が母親の実家に帰ってくるところから始まる。生後間もなく離婚をしたため、父親の顔は知らない。
実家は祖父母や叔父さんが暮らしていた。ベン・アフレック演じる叔父さんがカッコよかったな。男の生き様とか、作法とか、興味のあるものや向いているものなど人生の方向性を示してくれる。
それが押し付けじゃなくて、本当に自然と、そして温かい☺️
父親がいなくても、JRはたくさんの大人たち(バーの常連さんとか)に愛情いっぱいに育てられたんだなぁ。
子供の頃に親以外の大人との関わりはとても大事だなと改めて思う。
その後の人生に大きく影響してくるんじゃないかなと思う。
静かだけど、温かくて好きな作品。