ご機嫌な黄色

デューン 砂の惑星PART2のご機嫌な黄色のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.8
“心せよ、出会うものを評価するために”
心してIMAXレーザーGTテクノロジー!!明後日もまた109GT‼
我が主、シャイー=フルード😭
Part1も2も、感謝しかないですよ😢
原作、大好きです
しかし、初めて読んだ時は面白くなるまで少し時間がかかったものです
なにぶん壮大過ぎて一々私の想像力が追い付かず脳内映画化出来なかったんですよね
それが……すべてを、そーやったんか〜って見せてくれた(おぱんつスティングは別腹です)
おっきいムイムイ良過ぎる😭(←サンドワームのことをそう呼んでる)
そんなビジュアルへの圧倒的満足
薬物による全ての過去の記憶の継承ビジョンは多々ある愉しみですが、
今作のジェシカの教母継ぎ、簡潔に削ぎきったのもまた最適解だと思えました
砂上のスペクタクルは言うに及ばず
宗教的精神的なビジュアルよりも、世界感と戦闘のダイナミックさに重きを置いてIMAXフル画角を活かし切り愉しませてくれました
アレンジも歓迎です
全員マルコメになったハルコンネン毛、家、わかり易くていいですねぇ

そして、
キャラクター的にも現代の映画として抜群にアップデートされているのがドゥニ版の素晴らしさ
そこがPart2ではより明らかなものでした
完全に現代版です
強い女性たち
聖戦を避けたい一心と、魔女らと母により誕生させられた自分の宿命
その葛藤は強調され、唐突なキャラ変と困惑させることなく覚醒する姿は、共感を呼ぶエモーショナルな若者の苦悩として描かれていました
予告編でも映る、アラキスを司る者としての名乗りが、ポール・ムアッディブ・アトレイデスですね
チャニも安らぎと忘却をもたらすだけでなく、愛する者の変化に戸惑う対等で行動的な戦士でした
その現代的な心の揺れを妖精のようなゼンデイヤは細やかに魅力的に演じてくれました😢
今映画で報われた人物もいます

ギルドと航宙士のややこしさや、
父カインズ博士の夢、
よくぞここまで取捨選択して整理整頓したと思います
私はとても好意的に肯定出来ます
端折られても、映画DUNEの魅力には問題なく、話はよりスムーズにスマートに、景観ひとつの画力のもつ説得力と、眼差しひとつで全てを語ってしまう演技力をもって、深みを十二分に与えてくれたと思います
『砂の惑星』はここで終わりますが、
『砂漠の救世主』もPart3として作られるのでしょう
続く雰囲気を感じる盛り上がるラストです

ハンス・ジマー感しかない劇伴
現時点での最高のサンパーとムイムイの地響き
現時点での最高の映像体験
それが大好きな📕『砂の惑星』であることに歓びしかありません


しかも、
まって(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!!ちょまって!!
ガー兄そんなルックス仕上がってるなんて聞いてへんで
暗誦インテリアや詩人でバリセット弾きなのはちょびっとだけだけれど、
まって!!なにその知体艶のハーモニー
ムイムイ汁なくても私トリップ〜🙃🙃🙃
ご機嫌な黄色

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