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デューン 砂の惑星PART2のSGRのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.8
最初にIMAXレーザーGTで観てただただ圧倒されて、早速DolbyCinemaで2回目を観てようやく純粋に物語に没頭できた。

とにかく圧倒的な映像と音響の圧で、ハッピーエンドであるべきはずの2部作後編をディストピア風に描いたファンタジー。陽の『アバター』に対する陰みたいな感覚。現実逃避にならないほど現実世界に接続しているのに、全く違う世界に連れて行ってくれる凄い体験。

あと簡単に現実に即して要約すると、一般人女性(チャニ)が誠実な良いところのお坊ちゃん彼氏(ポール)と結ばれたのに、彼氏が(最初は反抗していたものの)過保護で支配欲の強い母親にコントロールされ、次第に純粋さを失って家業に没頭されていく話?とも言える。今までのファンタジーにはなかったチャニの視点が1番新しいし画期的。

とか良いつつも、個人的にはオースティン・バトラー演じるフェイド・ラウサの闘技場シーンが1番好きだった。彼が思ったより出番少なく、決着のつき方も意外とあっさりしていたのが唯一の不満点。
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