早速観に行って来ました！
わたしはこれを待ってました！笑
前作は丁寧に世界観を描いてたので割とスローペースでしたが、今作は話が進む進む進む。どこかで途切れるかな？と思いきや予想以上のペースでお話が進んだので3時間弱あっという間でした。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の情景の描き方と作品の世界観がめちゃくちゃ合致してて、没入感もすごかったです。なんか壮大な神話を自分も体験しながら観ている感じというか、、、
サンドワームの地響きや、人々の意思が重なった時の声(？)がすごすぎて、嘘なく本当に身体が震えるシーンが多数だったし、BGMもズンとくる感じの重厚感がありました。
思った以上のスピードで進むので、お話のどこかに引っかかると置いてかれてしまう感じはありましたが。
選ばれし者の宿命というか、外堀を埋められて行って、それがわかってても突き進む人生、それを側で見守る者の気持ち。
選ばれし者の苦悩はヒーローものでも付きものですが、今作ではポールの考えがそこまで深く細かく描かれない分、思考が読み取りにくくて、この世界観の妙な不気味さが増してた気はします。
その分、見守る側の気持ちがね。。ラストにかけてなんかいろいろ考えてしまって、ちょっとホロリとしました。
