鳩さぶれ

デューン 砂の惑星PART2の鳩さぶれのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.5
□DUNE party1&2
砂の惑星”アラキス”の覇権を巡り繰り広げられる権力闘争の有り様を描いたSF叙事詩。

原作はフランク・ハーバートが1965年に発表した長編SF小説「デューン砂の惑星」です。
1960年代といえば絶世のLSD、幻覚剤ブームである。
ハーバード大学卒のティモシーリアリーが刑務所のあらゆる囚人にLSDを集中投与して人体実験したり
休憩中にLSDを投与したワトソンとクリックがDNAの二重螺旋構造を発見したりまさに人工幻覚剤の一大ブームである。

惑星アラキスで取れる麻薬メランジを巡り銀河革命が起こり、幻覚剤による意識拡張とそれによる平和革命運動
まさに当時の人が一番見たかった映画と言えるでしょう。

DUNE part2は主人公ポールと次期男爵フェイド=ラウサの決闘がラスト前のハイライトで幕を閉じます。
主人公であるポール役をティモシーシャラメに、10等身あるのでは?!と感じるほどに圧倒的な王子感に圧倒されました。
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