法月

デューン 砂の惑星PART2の法月のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.3
昨晩鑑賞してきました。
初IMAX体験、それがこの作品でよかった!
とにかく圧倒的な映像体験、1978年に観たスターウォーズ以来のエポックメーキングなんですよこのデューンは!

前にも呟いたけど、小僧の頃、SFマガジンの読者コーナーにイラスト送って(官製はがきでね)、運よく採用されて、その謝礼として送られてきたのがハヤカワ文庫「デューン 砂丘の子供たち 上巻」(表紙イラスト石森章太郎)」だったのよ。
この映画の主役、ポウルの子供たちのお話ですよ。

何を言いたいかというと、「砂の惑星」はSFファンにとってはレジェンドな作品だってこと。スターウォーズが生まれる前のことですよ。
長い間、SFファンにとっては頭の中で妄想してた砂の惑星アラキス、それを見事に描いてくれた、アラキスに連れてってくれたドゥニに感謝!それなんですよ!

1984年版、リンチによる「デューン」もまぁよかったよ。歪だけどね(^^;
カイル・マクラクランのポウルも、スティングのフェイド・ラウサもカッコよかったよ。

けどさぁ、やっぱ圧倒的な映像のクオリティよこのデューン!
作りもの感ないもん!
お話の重厚さ、品格、素晴らしいよ。

ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、レア・セドゥ、フローレンス・ピュー、みんな素晴らしい!ずっとずっと観ていたいよ。

そしてサンドワーム(砂虫)!
これを見事に魅せてくれたドゥニに感謝です。大事なことだから何度でも言っときます!
(ナウシカの王蟲も明らかにサンドワームからきてるからね)

今、最も信頼おける映画監督がドゥニ・ヴィルヌーヴです。
ありがとうドゥニ!

これ、世界的に大ヒットしてほしいよ。
それだけの素晴らしい作品だもん。
これが大ヒットすることで次の大バジェットの映画が生まれることにもなるしさ。頼むよ!

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