鉄

デューン 砂の惑星PART2の鉄のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.5
ティモシー・シャラメとゼンデイヤが癖のあるステップで砂漠を歩く映画。

前作は何だったんだってくらいに話が展開していくので、前作より長くなってるけど早く終わったように感じた。やはり映像美が圧倒的。IMAXで観た事もあってか、音が直接体にぶつかってくる感じや砂虫の去来の迫力がハンパじゃない。あの白い花火みたいなのは何…アクションも前作の残念な感じからかなりマシになっていて何より。ポールが英雄として自覚していくシーンは、本来なら英雄譚の始まり!みたいな感じで描かれると思うんだけど、様々な人の政略や駆け引きによって誕生していて、とても不穏な雰囲気を醸しているのが印象深い。一瞬映った未来の娘は…アニャ?シャラメの闇演技も良いけどゼンデイヤも良い。特にラストは怒りと悲しみに溢れていて…政略結婚クソ食らえですわ!

リサーン・アル=ガイブ!
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