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デューン 砂の惑星PART2のtacobuellのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.6
長かった〜コロナやストで延期になってたDUNEのパート2、観て来ました😚

前回のパート1、はすぐさま2回目の鑑賞をしてしまったほどに、どハマり…サブスクでもまた観たし、原作の翻訳本もそこからリンチ版のところくらいまで?を一気読み…で、率直に言ってしまうと原作は然程自分には刺さらずで😅
にも関わらず、ドゥニ版のDUNEは圧倒的に推せる作品!

兎にも角にも素晴らしいロケーションと美術、急にモノクロームになる演出も単なるカッコ付けではない必然性が感じられました。

以下、いくつか感じたことを、極力ネタばれ無しで挙げてみます。

・原作をかなり踏襲し、その上で切るところは切って、3時間近い長尺になってしまう必然性が感じられた。

・え?ここで終わり?とは今回も残念ながら感じつつ…1の時よりはテンポアップしてるのかなあ〜長い割にはトロ臭い展開なのは事実かと。劇場のフカフカな椅子でも、お尻が痛くなりました(笑)

・そんな長時間でシリーズ化するならドラマ版の方が適しているのでは、という意見には反対!劇場のあの音響あってこそ、の作品と感じてる。あと、劇場で観れば半強制的に作品に没頭出来るし(笑)

・原作は未読でも、パート1は必見!各演出自体はかなり分かりやすく撮られていたように思うけど、さすがに続き物なので1を観てないとわけわかめにはなるかな〜と思います。

・彼らの祖先が地球人であるとしたなら、そこから数千年の遠未来を描いている。人類を破滅寸前まで追い込んだコンピュータがない世界。そんな中で長距離宇宙航行を実現させるために必要なのがスパイスと呼ばれるドラッグ、くらいの予備知識はあった方が筋立てが分かりやすい作品かな?

・フレメンという砂漠の部族やDUNEの世界に出てくる用語・単語について、映画の中での説明がないから、その辺は行間が読めるタイプの観客じゃないと辛いところもあるかも?そういう意味では原作を読んでおくと非常に楽。

・今作も、とにかく音響関連が最高!劇伴担当のハンス・ジマーの音楽もドゥニ版DUNEを盛り上げてくれてると素直に感じられた。

・主人公の妹役をまさかあの女優さんが演じるとは…嬉ちい😚

・生きて動いて演じてるウォーケンが観られるだけでもありがたや〜😚

・キャスティングはとにかく女優陣がツボ!フローレンス・ピューは今後も目が離せない女優さんかな〜チョイ役だったのに存在感が凄かった!シャーロット・ランプリングも凄く良かった!

そんなところかな??
次回作まで何年待つのかな〜長生きしないとね😚


最後に追記。
今作を観た人は、YouTubeでブラックホールというチャンネルを検索してみてください、自分が大好きなチャンネル!DUNEについても生配信してくれてるので、2時間以上たっぷりアーカイブ視聴出来ます、もちろん無料チャンネルでっす😚
基本的にネタばれ全開の配信なので、作品未見のひとはその辺はご自身で判断してください😅
https://www.youtube.com/live/apWoZ5dRSe0?si=plrRLxbjhLaqKh7E
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