これの映画を映画館で観れてよかったという喜びに満ち溢れた作品でした。前作の静かさとは対照的に戦いの数々を演出する音の凄さと砂漠の映像、洗練されたデザインが素晴らしい。
運命に定めらた英雄の道を行く若者がそれを拒否しながらも飲み込まれてる姿も良かったです。
原作をかなり変えていて、母親がポールを英雄として作り上げていき、周りの大人達が伝説の予言を理由に祭り上げていく過程と、それを拒否するポールとチャニと2人の決断という物語になってるのが過去のドゥニ・ビルヌーブ監督作とも重なる映画としてすごく良かった。
デューンPART2見たけど続編やるような流れで嬉しい。
ドゥニ・ビルヌーブの過去作のメッセージと灼熱の魂を合わせた作品に元ネタのアラビアのロレンスを合わせたような映画になっていて
絵的にはアート系で超かっこいいスターウォーズみたいだったのよかった。
主人公のポールをルークじゃなくてアナキンよりの方向で描いてくれたのよかった。