前編を午前中に見てから、午後にそのまま映画館に見に行きました。
【◯】
・前後編合わせて6時間近い超大作。
特に音が素晴らしく、前編を見た段階で「これは映画館で見ないとだめな奴だ」とわかる音作りでした。
低音で視聴者に訴えてくるシーンが多いため、映画館の体に響くスピーカーが無いと楽しみきれません。
【×】
・前後編合わせて6時間近い"長"大作。
ストーリー自体のボリュームは3時間で足りる内容でした。
原作を重んじるために、細部の描写に時間をかけており、ストーリーの進行がとても緩やかです。
映画を見ているときに初めて「まだ?」と思いました。
これは私がタイパ主義に飲み込まれているだけだと思うので、作品に非はありません。
・絵が変わらない
暗がりと砂漠を行き来し続けているのはどうしても飽きてしまいました。
VFXの迫力はトップクラスなので、魅了されるシーンは多数ありますが、とは言え後半になってくると、慣れてしまいました。
初めて「時間を返して」と感じてしまった一作です。
タイパの波に飲まれた事を初めて悔いました。