このレビューはネタバレを含みます
久々に重厚で豪華キャストの、豪華予算のSF超大作を鑑賞出来、上映時間は長いものの、贅沢で幸せな時間を味わえた。
やはりDUNEは腰を据えて映画館でじっくりと鑑賞するのにぴったりな作品だと感じた。
今回も音響の凄さを冒頭から体感し、他の作品とは一線を画していると再認識。映像も凄いけど、個人的にはDUNEは音響面が映画館でないと味わえない肝の部分だと感じた。
あえて前作を振り返らずに鑑賞し、Part1の終わりからすぐの話だったと思うけど担がれてる死体は誰だったけとか、どうしてああいう歩き方をするんだっけとか設定の一部を忘れてしまい、単語に関しては鑑賞しているそばから忘れてしまうほどだった。
多くを語らない作風のため前作を観ていないと楽しめないと感じ、前作の視聴が必須だと感じた。
ストーリー的には結末を畳み掛けることをしなかったのは良かったものの、ややポールの心境が観客側にも説明が少なく、チャニの心情には同情した。
また、サンドワームの描写は前作の驚異的な存在から乗り物のようになってしまったようで、惑星DUNEの神秘性が薄れたように感じた。
どうしてもまだ隠された部分が多いように感じ、Part2も非常に楽しかった分Part3を期待してしまうような作品だった。
