すのう

カッコーの巣の上でのすのうのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.9
ジャック・ニコルソン演じる、大らかで快活な主人公マクマーフィが魅力的です。
ニコルソンの存在感というか、人間味ある演技はたまらないですね!

精神病院に暮らす患者たちと打ち解けていく姿は微笑ましくて、見ているうちに、病棟の患者たちみんな好きになります!

だからこそ、患者たちを見下す、病院のスタッフたちやり方には憤りを感じました。治療と称して個人を問い詰めたり、自由を奪い、薬漬けにしたり。
患者たちをコントロールしやすくするために、非人道的な制裁も平気で行う姿の方がずっと異常です。

患者同士で友情を育む、爽やかで好きなシーンが多くあったのでラストがもう悲しすぎました・・・😭

本作に似た映画で、もう少し救いがある映画として、
イタリア映画の「人生ここにあり!」はおすすめです^^
この映画が好きな人は絶対好きだと思います。
すのう

すのう