カッコーの巣の上での作品情報・感想・評価

カッコーの巣の上で1975年製作の映画)

ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

4.0

「カッコーの巣の上で」に投稿された感想・評価

Ryota

Ryotaの感想・評価

4.0
精神の病というのはどうしても曖昧なところがあって、どこからが病気で何を異常というのか、基準というものはいつまでもはっきりしないのかもしれない。
しかしひとつ言えるのは、マクマーフィがもし精神異常だとすると、多分世界中のほとんどの人が病気であるということだ。

この映画は世界から孤立された人達に一人の男が生きる希望を与えるドラマなんだけど、その生活に慣れ親しんだ無気力な人々に、本当に希望を与える必要があるのか、この映画を見始めた時はそんなことを思っていたけど、その「答え」は時間が経つに連れ次第に分かってきた。
重いテーマであるはずが、意外にも笑えたりして楽しく見れたのは、その「答え」のためかもしれない。

そしてラストに
チーフは重いアレを持ち上げる。まるでこの映画の重さを取り除くように...。

この作品、わかりやすそうに見えて実は難解で、好みは別れるかもしれないけど、だからこそ名作と言われ続ける理由があるんだなと思った。
私はとても好きな作品です。
怖いねえ、、昔の精神科の病棟は。もしこんなことがほんとにあったとしたらおぞましすぎる。。こういう系の映画は『むかしMattoの街に〜』の方が好きだな。
泣く、傑作、と名高くてもこの作品の涙ってもう絶対あれなやつだからいつか観ようと思いながらも先延ばしにしてました

ホラね😭

拘束と閉塞感に覆われた環境にありながらもロードムービーのような空気と人々の変化

どのシーンもたまらんです、記しながらも思い出すと涙がー😭

2018 2 レンタル
Ren

Renの感想・評価

3.5
それぞれの役者の演技がすごいので、キャラクターに魅力が出て、面白い。クリストファー・ロイド何かは特に良い。
シズミ

シズミの感想・評価

4.3
鑑賞後だったからセーフだったけど、本作品のWikipediaのあらすじ欄にストーリーがオチまで全部書いてあるので注意。
パワータイプのアレな奴が、中くらいのパワータイプのアレなやつに触発されて、枠をぶち壊すシーンが俺の中で有名
EmiHatada

EmiHatadaの感想・評価

4.0
笑えるシーンが沢山あり、
ツッコミどころ満載。
意外な結末だった。
きーー

きーーの感想・評価

4.4
閉鎖的で色々な意味で狂気的な空間で、自由に生きることを求めるマクマーフィを演じるジャックニコルソンの秀逸な演技力が光る作品。
底抜けに明るく、自分勝手で、自由な男、マクマーフィは大きな男だった。
たった1人の明りが、周りを巻き込んで大きな明かりを作る、そんな感じの作品。

予想もしなかったラストは、マクマーフィ、チーフにとってそれぞれの意味で、虚無からの解放。
無味無臭な日常、秩序と規律から飛び立ち得た自由はとても美しく、明るく、けれど、それ以上に暗かった。

猿山の大将として患者をねじ伏せる婦長は、終始悪として位置付けられているが、彼女をただの冷酷無比クソババ婦長として捉えるのでは物足りないと感じる。
「(主人公を)転院させるにも、送還するにも、問題を押し付けているだけであり、解決にならない。ここで監視する。」ここに、婦長なりの筋や、責任をもって婦長を務めている強い人間としての婦長を感じた。ただ、婦長は患者たちを本当の意味で救うには強すぎた、固すぎた。閉鎖的な空間で、秩序に強迫され、常人を務めすぎたせいで、人間性を忘れた"きょうじん"になってしまったのではないか…。
毎日の同じ事の繰り返しを甘んじる患者たちよりも、誰よりも自由を忘れてしまった人間だったのでは無いかと思う。

連想作品
17歳のカルテ、ショーシャンクの空に、今を生きる

単語で表すなら
自由奔放
結構暗いのかと思ったら笑えるシーンがたくさんあって凄く楽しめた。

特に釣りに行くシーンは最高や。

最後はそうなるのか〜〜。意外。
カッコーは自分で子育てをせず、他の鳥に産んだ卵を育てさせるらしい。
精神病患者たちは精神異常故に社会から見放され別の巣としての精神病院へと隔離されているのだがそこにマクマーフィーというカッコーが迷い込む。
彼は他のカッコーたちに巣から飛び立つことや外の世界の素晴らしさを勇敢にそしてユーモラスに伝える。
ある日マクマーフィーは大柄だが少し臆病なチーフというカッコーとともに巣からの脱出を試みるが失敗に終わり、巣の親鳥から飛び立つ為の羽を奪われてしまう。
しかしその生命力に満ちた姿はチーフの精神を大きく成長させ、巣から脱出する力を与えた。
チーフは飛べなくなったマクマーフィーの魂を相棒に大空へと羽ばたく...というお話。

笑えるけど少し後味の悪いお話。だけど間違いなく名作。大好き。
チーフあのあとどうなったんだろうか...
あと婦長の首絞めシーンが何気にトラウマレベルっすわ...
>|