すーとらまん

アンビュランスのすーとらまんのレビュー・感想・評価

アンビュランス(2022年製作の映画)
3.0
今回、監督が「マイケル・ベイ」で「ジェイク・ギレンホール」が出演しているって事ぐらいと、ポスタービジュアルを見たことあるぐらいで予告も見ていない状態で鑑賞。
結果、悪く言えば想像の範囲内の映画、良く言えば期待通りの映画でした。

カッコいい車とか、ド派手なアクションとか、クラッシュの為のクラッシュシーンとか、強引なストーリ展開とか、ぐるぐる動くカメラとか、多用するスローモーションとか、悪趣味なギャグシーンとか、「LA」部分だけ色が違う気が利いてるんだか、利いて無いんだかのタイトルとか、全部監督が「マイケル・ベイ」だからで解決出来ちゃう作家性で、それを肯定的に観れるかどうかで、評価が変わると思います。
僕はそもそも、それを期待して鑑賞してるので、もちろん肯定的で凄く楽しめました。
さすがに最後「ウィル」の事良い奴と思いすぎだろ…それで良いのか?とは思いましたが…

いわゆる「良い映画」とは違うとは思いますが、「楽しい映画」だと思います。
社会問題や差別や偏見などを取り上げた映画や、人生観が変わる様な映画も、もちろん大切ですが、観たところで特に何も影響を受けないけど「ただ楽しいだけ」の映画も、映画の大切なジャンルで、僕はこういう映画を観て映画を好きになり、色々な映画を観るようになったので、もっと沢山作られて欲しいと思います。

褒めてるんだか貶してるんだか分かりずらい感想かもしれませんが、僕はもっとこういう映画を沢山観たいです。
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