マイケル・ベイだなあというマイケル・ベイ映画。
ちなみに同名のB級映画があって、えっ邦題ダサすぎいっそ見たいと思ったら別の映画だった。
子供が産まれた帰還兵のウィルだが、妻の病気を治すには大金が必要。マフィアな義理の兄に相談したところ、銀行強盗をもちかけられる。バレなければことなきを得たはずが、逃亡中に警官を撃ってしまい、成り行きでその警官が乗せられた救急車で逃げることに…。舞台がロス(LA)なことをかけてAMBULANCE。
警官殺しは重罪のため、捕まれば刑務所は免れず、家族とも離れ離れ。正義感に揺れるウィル、ぶっ飛んでる兄のダニー、巻き込まれた救命士のキャム、3人の運命は。
アルマゲドンやアイランドの頃から、ヒロインは、ウェーブの長髪、ぽってり唇、ちょっと気が強いという人が多く、ぴっちり白シャツを着せがちだけど、本作のエリザ・ゴンザレスも好み全開のキャスティングだった。
ジェイク・ギレンホールはナイトクローラーでの印象が強すぎたけど、そういやこの人FFHのミステリオですね。本作でも瞳孔開いてた。マイケル・ベイ映画と相性良いなこの人。
ウィル役のヤーヤはマトリックスレザクションズのモーフィアスだったのかあ。
6アンダーグラウンドで拍車がかかったドローンカメラワークが健在で、画面がぐわんぐわん動く。この人は登場人物を映すアニメ的カットじゃなくて、ディザスターとかドキュメンタリーみたいな画でカット割してるので、カメラ台数も多いし大味な画が多くて見応えある。車は変身しないだけでトランスフォーマー。ヘリシーンは特に趣味全開。
ダニーが、ああああ、ってなると、すぐ殴るし、すぐ撃つのが雑すぎて笑ってしまう。「なんで俺の犬がここに!」もよかった。30分に一回くらい吹いてしまう感じも良い。