ヘイミッチ

スコットという名の男のヘイミッチのレビュー・感想・評価

スコットという名の男(2021年製作の映画)
3.8
ヒップホップには詳しくないが、彼の独特な音楽性に惹かれて。キッドカディ:エンターギャラクティックを観て人間性にも興味出たのでドキュメントをチョイス。

彼の、ヒップホップにしては珍しい内向的なテーマに自分は惹かれたんだなと気付いた。言語の壁で歌詞の細かなニュアンスは分からなくとも確実に伝わるものがあるのだから音楽はすごい。

ドキュメンタリーになるだけある山あり谷ありの人生。今は穏やかな高原を歩いてそうで安心。

映画としては画面のキレイさや編集のセンス、エモくて前向きなゲストたちの発言等が総じて意識高い系の様な、自己啓発系の様な雰囲気を醸してて少し癪に触ったが、今の陰鬱な心にエネルギーを貰ったかもしれない。

シャラメが出てる。めっちゃファンらしい。