cuummaさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.8

ハンナ三姉妹の恋愛泥沼事件とミッキー(ウディ・アレン)病気恐怖症がどう交差するのだろうか…と思っていたら、ラストキレイにまとまりましたね。

見た目もそうだけど、ウディ・アレンの言動はチャーミングです
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

冒頭の男たちのおしゃべり、どうでもいいようでいて、タランティーノ監督の世界への入り口か⁈

倉庫での言い争い、殴り合い、撃ち合い…密室なので、観ていると窒息死しそう。
強烈な世界観ですね…でも惹かれま
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.0

アルビー(ウディ・アレン)とアニー(ダイアナ・キートン)の会話のやりとりが魅力的。饒舌で皮肉やユーモアたっぶりで、刺激的。
ダイアナ・キートンのメンズライクなファッションが素敵。

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.4

ロジャー・ムーア2作目。
彼のシリーズはコミカルが加わっていると聞きましたが、その通りで時々笑えます。
前作のペッーパー保安官がまたも登場して、いい味出してます。

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.8

昔恋人同士だった2人が、年老いて再会し、静かな会話とともに物語は進行する。深い愛情を感じる良い映画でした。

奥さまは魔女(2005年製作の映画)

3.6

子供の頃、テレビドラマでよく観ていた「奥様は魔女」、懐かしい。
鼻ピクピクや耳ピクピクも健在で、微笑ましい。ニコール・キッドマンの可愛い感じがサマンサ役にとってもよく似合っている。

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.6

ロジャー・ムーア初登場の007。
アクションシーンがいい、ボートチェイスが見ものです。軽快さあって、爽快。

喝采(1954年製作の映画)

3.4

グレース・ケリーが観たくて…。

ダメな夫を持つ妻役で、地味な装いだが、グレース・ケリーの輝きは褪せない。
ラスト、ドレスを纏いネックレスをした姿は期待通りの美しさ!!未来のプリンセスの風格・気品…全
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.8

好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品…でも傑作。

平和な今日を生きる私たち日本人には、激動の歴史を持つユーゴスラビアを理解することは難しい。
この作品は独特の雰囲気が充満していて、ユーモアなのか、風刺
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.2

子供向け番組の司会で有名なロジャース(トム・ハンクス)と、過去の辛い経験から固く心を閉じたロイド(マシュー・リス)との友情物語(実話)

トム・ハンクスの懐の深い人間性と温かみを十二分に感じられ、感動
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上海特急(1932年製作の映画)

3.6

北京から上海に向かう特急電車での、恋の物語。
マレーネ・ディートリッヒの美しさが際立つ。中国の雑踏に立つ彼女の存在感は目を引くものがある。所作も美しい。
ディートリッヒを堪能出来ました。

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.0

前作からの続編、冬・春。

人間も植物・野菜も厳しい冬を乗り越えて、また新たな春を迎える。小森の里はそんな生活が穏やかに繰り返されている。
都会に出て帰ってきたいち子は、成長し凛々しくなった。人生の螺
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

東北の小さな集落に一人で住んでいる…いち子の自給自足の生活を美しく描いている。

野菜やお米も育て、秋には木の実を収穫、薪割りや田圃の草取り…なんでもやらなきゃ生きていけない。でも苦労ではない、日々の
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.8

老いも若きも弾けている、楽しい映画。

ニコール・キッドマンとメリル・ストリープの年齢を考えると…とても若々しい演技ですね、素晴らしい。

神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.6

イタリアらしい陽気な映画。
いつも上から目線の外科医の父とその家族、友人の神父さんが繰り広げるヒューマンドラマ。
冷静で堅物の父が、他者との関わりの中で人間味を帯びてゆく姿に、感動。ほっこりする映画で
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソン監督の不思議アニメ。
舞台は日本⁈
作中、日本語が飛び交うけれど、基本は英語。昭和初期のようなレトロ感のあるグラフィクと西洋が混在したテイスト、シュールな表現…彼独特の世界に引き込
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

脚本家マンクが「市民ケーン」の脚本を書いている当時の物語。マンクのピリッと効いた皮肉や機知…ゲーリー・オールドマンうまい!!

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.6

オリジナル版がすきなのですが、こちらもgood。アニーの前向きな姿に元気をもらえます。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.8

下り坂の元大女優と売れない脚本家のドロドロとしたストーリーで、ビリー・ワイルダー監督の名作ですね。

妄想と狂気に転げ落ちてゆく女優役ノーマは、美しいというより恐ろしい。ラストシーンが脳裏に焼き付いて
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.6

シリーズ3作目。
主人公の女の子たち:オンネリとアンネリが大きくなってビックリしました。いつまで経っても可愛い。

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.0

人種差別という大きな壁を乗り越えて、白人と黒人の混合アメフトチームの苦難と成長を描く。
見かけではなく魂の繋がりが、チームのみならず周囲も変えていく…熱い映画です。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

アニメの画風がシンプルでいい。
独特の世界が繰り広げられて、不思議な感覚を味わえた。

利休(1989年製作の映画)

3.6

戦国時代、風流人として名を成した茶人:千利休の物語。

30年振りに再鑑賞。古い映画ですが、良き。

色で例えると…秀吉は「赤」、利休は「黒」。
低い身分から天下取りになった秀吉は、派手好き、作中では
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.6

普通の主婦ジュリアが、料理に目覚めレシピを書き残していく。それが本となり成功を収める。
50年後のジュリーは、ジュリアを師として、本のレシピ全部を作りプログに載せる。

ジュリアとジュリーの物語が交互
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モロッコ(1930年製作の映画)

3.8

「日本で最初の、日本語字幕付きのノーキー映画」だそうで、観てみました。

モロッコを舞台にした恋愛ドラマなのですが、主人公のマレーネ・ディートリッヒが美しすぎる。アンニュイで小悪魔的魅力、美しい容姿と
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わが母の記(2011年製作の映画)

4.9

作家:井上靖の自伝的小説の映画。美しい日本の風景とバッハのメロディが、この映画に彩を添えています。

母:八重(樹木希林)と主人公:洪作(役所広司)、娘:琴子(宮崎あおい)の3世代家族の愛憎と絆を丁寧
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ビートルズが存在しない…という設定自体が面白い。生まれて初めてビートルズを聴いたら、誰でも心揺さぶられると思う。そんな数々の名曲とノリのいいテンポで、どんどんストーリーに引き込まれていきました!!楽し>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.8

モノクロで古い映画なのに、色彩を感じられるほど鮮やかな映像とメリハリの効いたスノーリー。
最後までハラハラドキドキ…目が離せない傑作サスペンスです。

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.0

実話だし、シンプルなストーリーでラストが想像できるけれど、感動的。
主人公:ミッシェルの不屈の精神と忍耐力には脱帽。家族、友人の愛があっての勝利。
特に、ミッシェルと兄妹:ダウン症のスティーヴィーとの
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.4

初期の映画って、無音映像で、舞台のそでで弁士が語るんだ…ということを初めて知りました。弁士の力量で決まる…なかなか乙ですね。

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.4

CG駆使して、過去から現在に飛び回る場面展開は凄い。
これを見ると、赤と白の女王やマッドハッターの生い立ちが分かるので、理解が深まります。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.8

オードリー・ヘップバーン演じるシンデレラストーリー。下町のじゃじゃ馬娘:イライザが淑女に成長してゆく。
ドレスや帽子のデザインが素敵!!

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.8

サーシャの北極航海の物語。どんな困難にも立ち向かう少女サーシャが勇ましい。
アニメですが、北国の寒さを表すかのようにグレーイッシュなトーンで統一感があるので好感持てます。

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.2

ショーン・コネリー復活007。
メリハリがないのが、残念。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.2

優しくて癒しの力を持つ死刑囚ジョン・コーフィーと守看たちの物語。ジョンに興味を持ち始めるポール(トム・ハンクス)はジョンが無実であることを知り、友情を深めていくが…。
過酷な刑務所を舞台に、人間愛が育
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.8

なんてことない普通の生活を描いているのだけれど、観ていて心地よい。
世之介くんを取り巻く人たちは、みんないい人で、優しさに溢れているから…ラスト泣けます。