cuummaさんの映画レビュー・感想・評価

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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

愛されず、愛することができなかった男

信じるもののみが現実である
男が信じたものは、忠実な犬と演じること


LEONと展開が似ているけれど、文学と神が付加されている

ラ・ファミリア(1987年製作の映画)

3.8

ローマ、ブルジョワ一族の80年

舞台は高級アパートメントの室内のみ、玄関ホールから続く長い廊下に面する部屋部屋での出来事。繰り返し写し出されるこの長い廊下だけは、なにも変わらず、家族を見守るかのよう
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.5

沈黙も悪くない

寡黙な少女:コットが一夏、親戚の家に預けられる。戸惑うコットを優しく受け入れて入れる妻:アイリンと、口下手だけれど思いやりのある夫:ショーン

会話は少ないものの、表情やしぐさ、声の
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ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.8

2015年秋、パリで起こったテロが背景にある実話

最愛の妻を亡くしたアントワーヌの筆舌につきがたい苦しみ、と残された息子への愛

アントワーヌは息子に暗い人生を歩ませたくないという想いから、犯人グル
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.6

メリー・ポピンズとの冒険は、子供はもちろん、大人の好奇心と想像力を膨らませてくれる

副王家の一族(2007年製作の映画)

3.8

19世紀後半、シチリア島の貴族一族の物語

封建的で絶対的権力を握る父
すべてを牛耳り、金と権力に塗れた男

その父に反発する息子:コンサルヴォ
時代に乗り、自由と民主主義を求める

父と息子の確執と
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グレース・ケリー 公妃の生涯(1987年製作の映画)

3.4

クールビュティーのグレース・ケリー、実は努力家で熱血の人です。

手短にまとめたドキュメンタリーです。

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

乾き切って農作物も育たないアフリカの貧困国。生きるために木を売ったり、村を捨てて出て行く、村民同士の食糧の略奪

そんな苦しい生活のなかで、少年ウィリアムは自分の村や住民を思い、一年中水が絶えないよう
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

冒頭のタイルのシーンから、美しい
モノクロだけれど、明暗が柔らかい
長めのカメラワークが心地よい

口数の少ない家政婦クレアの一言が胸に突き刺さる、辛かったんだろうな

クレアの優しさと丁寧さを感じる
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

香港の雨の湿度と、女の涙の湿度を感じる

官能的で美しい

ロシアン・ドールズ(2005年製作の映画)

3.6

ダメ男:グザヴィエは、完璧じゃないところが魅力なのか⁈

オシャレなコラージュのように、恋愛が繰り広げられる

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.6

グザヴィエ、マルティーヌ、シリーズ第一弾

学生グザヴィエがスペインに留学
バルセロナのアパートに、多国籍7人がルームシェアして楽しそうな日々

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.0

自分の感情と行動が上手くバランスを取れていない17歳、高校生たち

未熟ゆえ、さらけ出しぶつかり、傷つき…また繰り返す…説得力のある青春映画!!

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.8

真の美しさとは
見た目ではなく、こころのなかにある

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

記憶を失い、言葉を失って荒野を彷徨うトラヴィス

兄であり、夫であり、父である
しかしなんと不器用な男

現実に真摯に向き合い、過去を償う
家族は、想像以上に優しかった

PARIS(パリ)(2008年製作の映画)

3.4

パリで暮らす様々な人々

出会いがあり、上手くいったり行かなかったり…悲喜交々の群像劇

ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

4.0

ロッタちゃん2作目

末っ子故のわがままと癇癪持ちの5歳の女の子:ロッタちゃんの面白い日常
パパもママもお兄ちゃんもお姉ちゃんも、ロッタちゃんの性格理解してて、優しく見守る姿が素敵、いい家族!!

ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

4.0

気が強くて、お転婆で、お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしたがる5歳の女の子:ロッタちゃん

ぶたのぬいぐるみ:バウセを大事に抱えながら、騒動を起こしてくれる。でもその愛くるしさで、許しちゃう。とにかく可
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.4

ある人を想いながら、カレーを作る

多くは喋らないけれど、多くのものを背負っている…リリーさんの演技が抜群!!

から騒ぎ(1993年製作の映画)

3.6

ケネス•ブラナーが監督兼主演

2組の男女の恋愛を爽やかに描いています

アナログ(2023年製作の映画)

3.6

さとるとみゆきの純愛

スマホを持たないみゆきに会うため毎週木曜日にカフェで出会う
凧揚げや糸電話など、いまでは見かけなくなった遊びが、アナログだけれど、この二人に合っている

ニノの演技はよかったで
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サーカス(1928年製作の映画)

4.0

チャップリンがサーカスに入団するものの、相変わらず騒動を起こして、笑えます。

スタントなしの、ライオンの檻と綱渡りが見ものです。チャップリンの芸人としてのプライドの高さを感じました。

哀愁漂うラス
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.2

アラフォーのエリザベート、自由奔放ですね

この映画の軸が見えないです、残念

あしたの少女(2022年製作の映画)

3.8

高校卒業前に、企業で実習研修を行う
高い就業率を狙う高校と、高い契約率を狙う企業…どちらも利潤優先で、板挟みとなり犠牲となる女子高校生:キム•ソヒ

キム•ソヒの死を捜査する女刑事:ユジン
個人を無視
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.6

人生は困難の連続…グザヴィエの名言通り、紆余曲折

尻に敷かれやすいグザヴィエのまわりには個性的な女たちが集う。ダメ男、乗り切れるか⁈

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.4

父も息子も著名なコンダクターだが、親子仲がしっくりしてない
確執のある二人が、意外な和解⁈を迎える

時間短くて、内容が薄い感じを覚えました

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.6

甘えん坊で大切に育てている一人娘
難病で老いてき、介護する父
恋に落ちた人は、妻子持ち

日々大変だけれど、また夜は明ける
実直に生きていく

レア•セドゥの素朴さがいい

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.2

クラッシックバレエダンサーのエリーズは、本番中に足首を負傷してしまう。踊ることを諦め失意の中で出会ったコンテンポラリーダンスの仲間たち

誘われて踊るうちに、感覚を蘇えらせる。
今までのトラウマや殻か
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人生は、美しい(2022年製作の映画)

3.8

夫にこき使われ、子供の面倒に追われる主婦:セヨンが病で余命宣言を受ける

残された人生で何がしたいのか…自問自答する。暗くなりがちなテーマをミュージカル仕立てで軽快に描いています。

田舎の日曜日(1984年製作の映画)

3.6

パリ郊外に住む老画家

ある日曜日に、息子家族と、独身の娘が訪れる。取り立てたことは起こらない長閑で平和な休日。

フランコフォニア ルーヴルの記憶(2015年製作の映画)

3.6

ルーブル美術館の歴史
要塞からはじまり、王宮へ…そして美術品のコレクションを展示する美術館へとなる。

本作は、ナチスによるフランス占領時のルーブルの美術品の扱いを中心として描かれたドキュメンタリー風
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.2

エカチェリーナ2世、18世紀後半のロシア全盛期の女帝。彼女のコレクションから始まるエルミタージュ美術館

栄華を極めたこの建物群は、宝の宝庫
驚愕の絵画や彫刻、調度品、建築、内装
舞踏会のレベルの高さ
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アラン・デュカス 宮廷のレストラン(2017年製作の映画)

3.8

フランス料理界、絶対音感ならぬ絶対的な舌を持つ男:アラン•デュカスのドキュメンタリー

世界各地に赴き、農産物を吟味し、その土地の恵みを最大限に生かした料理を創る。
独裁的な完璧主義者かと思いきや、個
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十戒(1956年製作の映画)

4.2

念願叶っての鑑賞
旧約聖書は本当に面白い!!

当時の製作者の熱意を感じました