KAYAさんの映画レビュー・感想・評価

KAYA

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファーノーラン監督にメガホン取ってもらったこともそうだし、今やってくれたことも、日本で配給してくれたことも本当にありがたいと思った。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.0


王道のロードムービー。
詐欺師と少女、2人の友情(絆)を描く作品。
とても退廃的で最高です。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

凄い面白かった。
手放して面白いと言える作品って中々ないと思う。
とても作り込まれたコメディで構図、タイミング全てベストを選んで作られた几帳面な作品。
なんて言っていいか分からないけど、めっちゃ面白い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

現代にこの規模感で本作のような主張をする作品が出てきたことに驚きと共に安堵を覚える。
表現は少し過剰というか尖っているのだが、モチーフに対するリスペクトがしっかりしている。ユーモアがあるのだが、どこか
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.5

本としてみた時には無難にまとめてきたなという印象があります。

いやしかし、家族や仕事を描く上で突飛なことをされるよりは手堅くドラマを描いてくれた方がありがたいという気持ちです。

お仕事アニメという
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

5.0

原作が元々好きで映画化の際、選りすぐられたクリエイター陣に担当していただけることも楽しみにしておりました。

観賞した感想としてはそういった背景を全く思い起こす間も無く作品にのめり込むことができました
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キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

僕が岩井俊二さんに無意識に求めていたところど真ん中な作品だった。
決して心地の良い映画とは言い難い、傷みを伴う映画です。
どんなに苦しくても生きてる限りは何かをまっとうする、、、自分の心情に寄り添って
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

-

相変わらず賛否分かれる作風で最高。
あとでちゃんと書き直す。
気持ち悪いって言ってる人多いけど、岡田麿里さんのアクが強いのなんて10数年前から分かりきってるから今更すぎる。
今だにあんな噛み心地なのに
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

よく練られたサスペンス。
「家の中の小さな怪物」の枠組みなのでベースはホラー。しかし、誰も信じられないという限界状況がドラマ性とサスペンスを生んでいて秀逸。
特殊メイクとエイリアンの造形が素晴らしく芸
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

4.0

もっとこういうコメディ観たいんですけど、作れないものなんですかね。
テレビ、変な恋愛ものとかやるくらいならこういう楽しいのやってほしい

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殴り書き

不思議の国のアリス(nonsense)
おばあさん達の小人感は白雪姫みたい
ジュブナイル/SF
2人の友情
被写界深度
新海誠がずっと拾い上げきれない原風景
ロングショットの絵画的表現
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

大筋としてはかなりシンプルだけど、王道で楽しみやすくはあった。やけにスプラッタでガンアクションでサービスショットもあるとても男の子な作品。
たまには頭空っぽにして楽しみたいって時に打ってつけのアクショ
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WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.0

劇場版I,IIの内容をうまく拾い上げた意欲作。レイアウトが漫画的で映画として観た時に少し違和感があるが、そこが珍しく面白い点でもある。
しかし、構成、作劇としてアクションシーンがダレ場となってしまって
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

とても美しいホラー映画。

人間の傲慢さの中にも幸せの形はあったはずだけれど、何かを踏み躙って得たものには報復がつきものだと感じる。『やったらやり返される。』

レマゲン鉄橋(1968年製作の映画)

3.5

本当にクソみたいな戦争の様子が描かれている。
『無能な働き者は銃殺するしかない』という言葉がよく似合う作品。
『悪い軍隊なんてものはない。あるのは悪い指揮官だけだってね。』

作品自体は実物の力を感じ
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ランボー(1982年製作の映画)

3.5

多分シリーズで1番秀逸な作品。
悲壮感の中にやるせないものが混じる戦争映画。喪失を抱きながらも聡明に容赦なく振る舞うランボーに共感できたなら、作者の意図を汲み取れたと思っても良いのかもしれない。
戦争
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

仮面ライダーのリメイクとしてはとても正しい映画なのだと思う。
当時の空気感を汲みながらも監督の色に落とし込んだものとしては一級品としか言いようがない。あの監督にやらせたのだから、こうでなければ意味がな
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.5

信仰心からかけ離れた歌手が身を隠すために修道女になり、苦労しながらも成長していくハイコンセプト。
金の羊毛を求めてになるのかな。
2人の友情(2人というか主人公と修道院の仲間たち)なのかな。
とても楽
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.0

友達に勧められて観たんだけど、なんつーか奥行きのあってちゃんと笑えるロードムービー。
人それぞれに夏があるんだなと感じる作品。感動とは違うんだけど、余韻が気持ちいいドラマでした。

ガープの世界(1982年製作の映画)

4.5

密かにお気に入りにしておきたい映画。
なかなか人には薦められない。
監督も本を書いた人もとても良い人間なんだと思う。
とても人間的だ

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

SAVE THE CAT
ハイコンセプト
白雪姫or美女と野獣
東京BABYLON
日本神話(神道?)
人柱
失われたもの
ロードムービー
ガールミーツボーイ
ドラマ
傷跡
未来

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.5

絵作り良し、話も王道で良し、

うるせぇ!! 
これがおれのおもいえがくせいしゅんだああああ!!!!!っていう意気込みを感じる映画だった。

夏っぽくて楽しかった。

インサートカットと寄りを上手く使
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

住む世界が違いすぎて共感できると言うには遠い世界のお話なんだけど、このくらい一途な悩みや想いがあってもいいなって思います。

千年女優(2001年製作の映画)

4.0

とても映画的でテレビ的でアニメーション的な作品だった。

それぞれの表現方法に敬意がないとこういった映画にはならない。

現実と幻想がごっちゃに描かれているんだけど、一定の秩序があってすごくしっかりま
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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.5

すげぇアニメーションですよ。
絵を描く人は一見の価値あり。
鬱屈としてるんですけど、とても鑑賞者に配慮されてて観やすい映画だった。
街並みの古さも中々他では観れないモチーフなので良いなと思う

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

画はすごく絵画的、写真的だし、間の取り方も英訳小説のかったるい感じがあってよかったけど、構成としては鑑賞者に優しくない映画。

イメージソースとしてはとても良い。イメージボード集とかフォトブックみたい
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.0

意外に正統派なSFで驚いちゃった。
老人Zが脳裏を掠めていく。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.5

組織と政治をよく知っているなあという描写をする。
本当にあんなに刑事、軍人さんの中に賢い人がいればいいのに。

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