毎日さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.8

終始予想外のことは起きないけど、それでも成り立つやつと成り立たないやつがあって、これはあまり好きじゃなかったかも……。花束の方がメッセージも伝わるし、皮肉も効いてて良かったんだなって思った。
こういう
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなくという感じ
気持ちよく終わるし、綺麗に映画にまとまってる感じ。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

観る人選ぶ映画だなと思った。
なんかまた観たい!
もう少し日常に全振りしているのかと思ったけど、割と人間ドラマ味が濃かった。
観終わった後シナモンロール作った。
結果が出なくても拗ねないメンタルみたい
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

2.9

きっと原作は素晴らしいのかもしれないけど、終始深町の心情ばかり盛り上がって置いてきぼりな感じがあった。
自分の命を晒してまで羽生に入れ込む理由の描写が薄く、納得できなかった。
情景の荘厳さとか渋さみた
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.7

原作厨なのでどれどれ、と思って観に行ったけど良かった。
永野芽郁ちゃん上手いなぁ、
こういう役もやるのか……。

もともと映画っぽい漫画というのもあるのか、しっかりハマってて良かった。
遺骨キラキラシ
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.8

森見登美彦の映像化作品っていつも"夢"を観てる感覚に近い感じがするのは何故なのか……。
湯浅政明の息がかかってる作品が、何か夢っぽい感じがするのかもしれない、と思いながら観ていた。
京都!下鴨!夏!下
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静かな雨(2020年製作の映画)

3.4

"愛するということ"という本に、
人は孤独を最も恐れるからこそ愛されたいと願う、と書いてあったことを思い出した。

劇的な恋愛ではないとしても、
人といっしょに過ごすという事
そのものの暖かさみたいな
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転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

4.5

劇中歌と秋冬の寂しい風景と温度が良い。
寒くなったら観たくなる

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.2

これは分からないのに何回も観たくなるので、今年だけで3回は観た。

プレチケで初めて映画館で見た時より、
夜更かししすぎて夜が明ける頃に
自分の部屋で観た時の方が荘厳な気持ちになった思い出。

好きな
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.3


清水尋也君を見るためだけに耐えた時間だった…
抽象的過ぎると、なにかメッセージがないと観れないのだが、いまいち弱かったように感じた。
漫画や小説など文字と絵だけで得られる情報量だったら耐えられるよう
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

いつかはロマンチックを諦めないといけないって、なんとなく思ってはいるけどどこか不服な自分と向き合うような気持ちになる。
実際に夢を見ているままの部分と、現実を甘んじている部分とあって、
それでも割と冷
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.4

これ観た後ニホンオオカミの寿命調べたら8歳前後って出てきてしんどくなった。
なんでおおかみこどもの雪と雨じゃないのかな…結局オオカミになったのは雨だけだから?
母が偉大で、終始(いや、凄すぎるなこのお
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犬王(2021年製作の映画)

5.0

めっちゃ好き
音楽も演出も良かった…
字幕上映でもう一回観たい
ライブの楽しさを映画でやっちゃう感じがハマってた
妖しい雰囲気も惹き込まれるし、コンテンポラリーな雰囲気の舞も頭にずっと残ってる。
あの
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

綿矢りさは激しい女の代名詞だと思っていて、今作の子はその中でも割と控えめだなという印象。
「ソロ活女子のススメ」一話を観た後に「わたしを食い止めて」を観るとヒヤヒヤしてしまうものがある。おひとり様を楽
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

しんちゃんがずっとロボとーちゃんの味方な所にジンときた。父親と子供が腕相撲するような家庭良いなってしみじみ感じた。
野原両親は両方とも自分の親に似ているので毎回泣いてしまうのだけど、他の家の両親も野原
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

へぇ〜と思いながら観た。
ビートたけしってエンターテイナーというより、職人って感じの芸人だったのかな…
柳楽優弥は媚びないで正直な男の人が似合うな。売れてからの師匠との関係性が1番グッときた。
麦ちゃ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.5

"不健康だけど健康"みたいなサブカルっぽい良さがあった
青春のピークが過ぎ去って、最後の灯火が消えるかと思ったら意外としぶとい…みたいな映画
ライブシーンが良かったし、麦ちゃんと小松菜奈だもん間違いな
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.4

まじで好き
いやもう綿矢りさが好きだから問答無用で好きみたいなところあるけど、なにより山田杏奈がめちゃくちゃ良い。こういう最高に狂ったおもしれー女は全部山田杏奈にやらせて欲しい
原作のラストシーンが好
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり好き。やっぱ綿矢りさ最高
ひらいても良かったけど、しんどくなるの最高だった。松岡茉優がイタくて本当に上手かった。2はずっと気持ち悪くて全くときめかなかったのに、まんまと最後はちょっと可愛いししょ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

ウェディングドレスで車窓から風浴びてる姿のサムネイルが魅力的で見たやつ。作中でも2人の花嫁シーンが印象的だった。
これ原作は書籍かな?と思ったら岩井俊二さんでうぉ〜、、となった。好きな空気感とブルー。

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.5

こんな踏み込んだ会話が日常…ってなった。私には「ちょっと勇気を出して言ってみる」みたいな限りなく日常に近い何かが皆無なんだなって痛感した。会話だけで面白くできるのか、映画って。
ただ、私はまだこれを手
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.2

ロリータ×ヤンキーの組み合わせずるい。
観たら元気になる映画。
「服を着るのが好きなのか、作るのが好きなのか」に悩む姿が自分の就活の悩みと通じるものがあった。オシャレ映画かと思ったら意外とギャグ要素強
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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

4.1

ひたすら蒼井優の良さに浸りたいなら最高の映画。
美大、寮、教授との距離感、同世代同士のわちゃわちゃ感、夢、恋、こういうキャンパスライフ?青春?やりたかった…ってなる

櫻井翔のサムイ感じが良い。中村獅
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.2

窪塚洋介が良かった…
素がもはやペコな気がしてくるくらいペコ

井浦さんもスマイルの上品な部分の表現が上手くて好き。竹中さんは良い気持ち悪さで、バタフライジョーのアクが出てて良かった

松本大洋先生の
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6


程度の差はあれ、別にこういう扱いってこの映画に出てくる男の人達が特別最悪な訳じゃなくて日常だしな…って

被害者側に無理やり立たせられるってだけで地獄なのに、その場すら設ける事を許されてこなかった女
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

2.9

藤本タツキ先生の「さよなら絵梨」を読む前に観とくか…と思い試聴

いじめられっ子と孤独な吸血鬼がお互いにとって唯一無二な存在になっていく話。
吸血鬼の悲しさは死を選べるところにあるんだなと思った。普通
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