No1993さんの映画レビュー・感想・評価

No1993

No1993

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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微妙だった…

テレビドラマ版では、不気味さと演技力の高さで、漫画原作という不自然さをカバーしていたけれど、映画となるとやっぱりダメだ。
薄暗くて霧が立ち込めるような雰囲気はどこに行ったんだ。

高橋
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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フランス映画なのに一応結末もハッキリさせてるから意外だった

エンタメではない裁判モノ

エンタメ性を嫌う私としてはすごく面白かった
自分が生きてる世界に近い感覚で見られるから

裁判を傍聴してるよう
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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あまりの脱ぎっぷりの良さだからアカデミー賞取ったのでは?と思うくらい脱いでる

性の快感を"幸せ"と表現していた
人間は結局性に支配されている

モノクロの世界がカラーになる瞬間は、性への目覚め
子供
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

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何かを成し遂げるには病的なくらい執着する必要があるのかもしれない

歴史学者が、歴史学は感情ではなく事実を追求すると発言するシーンがあったけれど、
語り継がれる歴史は勝者の歴史だ というセリフを何かの
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市子(2023年製作の映画)

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杉咲花と若葉竜也の演技が良かった分、他のキーパーソンの演技が浮いた

市子よりはるかに恵まれた環境にいる人間が心を病んで自殺する世の中、普通の幸せすら手に入れられない市子はなぜあんなに生きたいと思うの
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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なんか癒される映画だったな〜

気に入ったものに囲まれた自分の世界を持ってる人にとても憧れる
そういう人は周りで何が起ころうともブレない
自分の世界に戻って来られる

ルーティンがある人にもなぜか憧れ
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Winter boy(2022年製作の映画)

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辛い環境の中で普通に振る舞っているように見える人でも、ある日突然弾けて狂っちゃうんだ

うつ病が最悪だった時の私を観てるみたいだった
あの時の自分は、周りからはこういうふうに見えてたんだな

私も突然
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欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

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僕は君に相応しくない

って言葉、めちゃくちゃ嫌いだわ〜

うるく話す人が苦手だから、割とずっとうるさいな〜って思ってるんだけど、うるさい女をあしらう男は色っぽいねぇ

最後出てきた人って花様年華?
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

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あんまり期待してなかったんだけど、観て良かった!リリー・ジェームズの可愛さに見惚れちゃう。

そんな簡単に人は変わるわけないじゃん、お気楽な映画だ。ってちょっと思ってしまうラストだったけれど、みんなが
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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若い頃はみんな自分を特別だって思ってる。
人とは違う、こだわりのある、自分らしさを求めてる。

大人としては半人前、1人じゃ生きていけないのに、それを忘れて特別な自分でいることに一生懸命。

1人で生
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ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

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そんな簡単なことじゃないんだ

自分が書いた"手紙"のせいで、救われるような気持ちにもなる反面、みんなの前で"乗り越えた"ふりを演じなくてはいけない辛さも味わっていた

この先何度も何度も葛藤しながら
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ファイナル・セット(2020年製作の映画)

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人生つらたんだけど、信念はドラマを生む。それが成功か失敗かはわからない。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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思春期の甘酸っぱい初恋の映画と思ってたのに…

なんとなく常に不安で繊細で崩れそうな均衡をずっと感じる

みんな大人ぶりたくて、性とか死とか、かっこよく見える、そんなお年頃

早く追いつきたい、仲間に
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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ディカプリオの演技が凄すぎる

ジョニーデップはただのつまらんいい男だった

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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キャラクターがそれぞれ別の世界線で生きてるように見えた
それぞれが別々のことを話しているから、どの世界線の話をしているのか、理解するのが難しかった

死の世界?の価値観がわからず、理由とか理屈とかも理
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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超会話劇
舞台かな、と思うくらい
一人一人のセリフが長い

信仰とはこういうことを言うのか
視点が常に神とある

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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あの頃の父と同じ年齢になった娘が思い出す父との記憶。
娘が父を偲ぶ時。

娘から見た父の記憶は、もはや現実なのか妄想なのかわからない、曖昧なものになっているのに、父の心の傷が、父の苦しみが、どこからと
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パリタクシー(2022年製作の映画)

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マドレーヌが可愛過ぎた

人は見かけによらぬもの

たった半日程度一緒に過ごしただけなのに、誰かを笑顔にできたり、誰かの気持ちを変えさせることができるなんて。
人生の厚みが違うね

一つ怒れば、一つ歳
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

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不思議な映画で正しく理解できている自信はないけれど、
儚い瞬間、哀愁とか、二度と戻らない時間を表現しているのかなと思った

今も昔も、そこには確実に誰かが生きていて、それは誰ともかわることができない永
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

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目が見えなくなって、生き甲斐であった読書や思考ができなくなるのは辛いだろうな
そうやってどんどんその人らしさを失っていく姿を見守るのも辛いだろな
全部寄り添うと自分がしんどいから、どこかでちゃんと線を
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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めっちゃ良かった…

余白がって秘密がある人って色っぽいよね

あの時ああ言っておけば
という思いほど消えない記憶はないな

肉体関係なしの一線を超えない関係なのに
好きだと思う感情がある方が
本物な
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

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一見すごく気の強い女性に見えるけれど、
自分で選ぶ人生ではなく、
選ばれることでしか生きられない

自分の武器を理解していて、
強く儚く濃い人生って感じだな

仕立て屋についても同様、
自分で選ぶよう
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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人を好きになる時ってこんな感じだったなぁ

嬉しい顔も
嫉妬する顔も
辛い顔も
悲しい顔も
なんかもう綺麗だった

お母さんはずっと素敵だったし
お父さんの最後のセリフは全て優しさで完璧に表現されてい
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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リョーハは不器用で誠実で優しい人なんだなと思った

恋愛の良い部分だけ切り取って、綺麗な思い出になるっていいな

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

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死に方を選びたい気持ちも
死を選ばないで欲しい気持ちも
頑固な老人に振り回される気持ちも
全部わかるから、
観ていてすごく苦しくなった

死を選ぶ側にとっては死を選べない苦痛。
それを見守る側にとって
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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日常の音や光をこんなに目を澄ませて観たのは初めてかもしれない
素直すぎて、感情があんまり表に出ないという逆説

ボクシングシーン、すごかったな〜




戦う気持ちがなくなったら、終わりだ

なんでイ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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生きることなく人生を終わらせたくない
怒っている暇はない
遊び場を作ったことなんて小さいことに過ぎない、すぐに忘れられてしまうだろうし、誰も気に留めなくなるだろう、私たちは後世に残るものを作ったわけで
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