通行止めさんの映画レビュー・感想・評価

通行止め

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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストあたりのボスを追ってきた副リーダーが、護衛を殺せば200ドル、と民衆に持ちかけるシーンがうまいな、と感心した。ボスの生死はあえて問わないことでボスを人質にされるリスクを避けている。こんなに有能で>>続きを読む

我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.3

「ナチスのことも許さないといけないの?」
というセリフが印象的

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

主人公は人殺しで無関係な女を巻き込んで逃げようとする最低な人間だけど俳優のせいでカッコよく見える。当時の若者が主人公のスタイルを真似をしたと言うのもわかる。途中、一緒に逃げる女を探してないでさっさと一>>続きを読む

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.9

戦争の形勢自体は圧倒的でも、現地で戦ってる兵士たちは生きるか死ぬかの戦いをしている。こういうの見ると、原爆の投下も正しい面もあった、というのも否定しづらくなってしまう。原爆を使うことで、前線で戦ってい>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.4

グロ描写多くて食事中に見るのはなかなかキツイ。
世界は救えない。しかし、マシにはできる、ていう考えに共感した。

アザーフッド 私の人生(2019年製作の映画)

3.7

母の日に連絡しなかったくらいで家に押しかけられたんじゃだったもんじゃ無い。
アポ無しでいきなり訪問されて泊めてあげる息子たち優しい。もう子供は独立してるんだからあんまり依存せずに自分の人生を楽しむ方が
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新宿スワン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スカウトした女性はみんな幸せにする、ていう龍彦の信念は青臭いけどカッコいい。
今シリーズのラスボスだった秀吉が少年時代のコンプレックスが成り上がる為の動機だった、ていうのが印象深い。
そして真虎さんイ
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ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

3.8

それまで最短記録7年だったものを10分の1以下で達成、てどんだけ超人なの。トレーニングで35キロの重りを背負って20キロ走って、昼間仕事して夜はジムとかちょっと理解を超えた体力。普通なら下山してるよう>>続きを読む

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ピンチに仲間が救出に来てくれるシーンはベタだけどシンプルに熱くて良かった。
特に裏切ったと思った団蔵が戻ってくるとこと、かつて飢饉の際にコメを送った潘が手を貸してくれるシーン好き。

カメラが捉えたキューバ(2017年製作の映画)

3.9

どんなに貧しくても、先が見えなくても常に笑顔でいるキューバの人達が印象的でした。特にグレゴリオ達三兄弟には励まされた。貧しい人を救い平等な社会を作るために戦ったフィデルはやはり偉大だと思う。
色々功罪
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リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル(2013年製作の映画)

3.8

南米ではナポレオンに匹敵するくらいの英雄のはずなのに日本ではあまり語られないボリバル。もう少し詳しく知りたいものです。チェ・ゲバラもそうだけど裕福な家庭に生まれて何不自由なく暮らせるのに、虐げられた者>>続きを読む

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

3.9

情報操作のためか知りませんが捕虜にラジオ放送で喋らせていたのがなんか意外でした。戦争中はザンペリーニさんらと同じくらい、もしくはそれ以上に悲惨な経験をした人もたくさんいるんだと思うと本当にやるせない。>>続きを読む

イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

素敵な作品だった。笑うから人は幸せになれる。死期が近いイブラヒムさんが言うから感慨深い。彼女に振られたとき、「彼女の愛がなくなっても、お前が彼女を思う気持ちはずっと
お前のものだ」この教えが好き。

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.7

中途半端に終わっちゃった感じはあるけど兄弟で争うこともなく円満に終わったのは良かった。

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.7

人類が存続してる限り悲劇は繰り返される。やはり人類は一度滅びるべきなのでしょう。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

戦後の復興と平和な世界を知っていればあの戦局で戦争の継続を主張することがどれほど馬鹿げて狂った主張なのか、と思うけど、敗戦国は悲惨な扱いを受けるのはあの時代では常識で、日本の未来のためには戦争継続と勝>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

失うものは何もないって天涯孤独の身で言うならわかるけど、子供も孫もいるのに言うことじゃないだろう。捕まったら家族も犯罪者の身内として生きていかなければならないのに。まあ楽しんで観れたんですがラストに良>>続きを読む

杉原千畝(2015年製作の映画)

4.5

当時の日本で国の意思に反してヴィザの発行をしたり戦争反対を訴えることはどれほどの覚悟がいるのだろう。本当に勇気のある人とはこういう人なんだと思いました。

負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.1

ロッキーみたいなサクセスストーリーを期待してると物足りなく感じる。大きく負け越してるボクサーが急に強くなるわけはないし、ストーリー展開はリアルではあるけど物足りなさも感じる。最後の試合くらいはもっと派>>続きを読む

紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

3.7

「紅海リゾートは偽物だが、世界で最も尊い場所だ。」その通りだと思う。この人たちみたいに自分の身を危険にさらしてまで他人を守ろうとするのは一般的にはイカレている、てことになるんだろうけど、ほんとは世界中>>続きを読む

孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.7

正気を失った男にまとわりつかれるという、普通だったら厄介でしかない出来事で逆に幸せや生きる意味について知る、というのがなんか深い。同性愛とも、主人と従者といった関係とも違う。普通の友情とも少し違う気が>>続きを読む

アメリカで最も嫌われた女性(2017年製作の映画)

3.8

宗教の話はやっぱりデリケートな問題だし神の批判は勇気のいることだと思う。やっぱり人間、考えの違う人を認めるのは難しいんですね。もともと、キリスト教徒以外の全てのものも救われる、というのがキリストの教え>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

奴隷ではなく自由黒人として生きている人でも誘拐されて奴隷にされるということが普通に行われていたのか。虐待のシーンは思わず目を背けたくなるほど見ていて辛い。ラストシーンも残された奴隷たちのことを思うとめ>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

これ実話なのか。いい話だった。マイケルはいい一家に引き取られてホントに良かった。母親が実質主役のような役どころで、コーチに意見したり野次を飛ばす観客を罵倒したりギャングにも啖呵切ったりと見ていて痛快だ>>続きを読む

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインにあまり感情移入できなかった。好きな人と結ばれたいと思ってた訳じゃなく単におじさんとの結婚が嫌だっただけ??もし逃亡がバレたら悲惨な復讐を受けるような風習なのかもしれませんがだったら逃げなきゃ>>続きを読む

ルワンダの涙(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終盤の白人は避難できるが現地人は許可しないと言われる場面、自分たちも助けてくれ、と護送トラックに群がる人たち、ナタで殺されるよりもせめて苦痛の少ない銃殺を、と願い出る人たちまででてくるなど見ていてとて>>続きを読む

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

3.5

話に山場とかは少なく物足りなさはあるけど観た後にさわやかな気分にさせてくれます。茂木さんには夢中でデレデレなのに元彼は誕生日にプレゼント持ってきてくれても会おうとすらしないというね。これが本当の意味で>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

4.0

負けた人に対して「お前は負け犬じゃ」とか言ったりね、決していい奴じゃなかったけどね(笑)病気で長くいきられないから周りを思いやる余裕がないと言うよりも、この人は例え病気じゃなくても、他者に対して遠慮せ>>続きを読む