アビルキイチさんの映画レビュー・感想・評価

アビルキイチ

アビルキイチ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしても日本人ということもあり映画を映画自体として評価するのが難しいのだが、開き直って評価してみる。
このアメリカ側の実情を知って確実に思えることは、みんな人間。だということ。
マンハッタン計画の責
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

1作目に比べてあんまり。レクター博士は監獄の中におらせる方がええんかも。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

犯人よりレクター博士の方がおぞましいという。
レクター博士の醸し出す、比類なき圧迫感、威圧感、底知れなさ、眼光の鋭さ、それらと対照的な高貴さ。そうして作り出される怪奇的魅力。後にも先にもない唯一無二の
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(2023年製作の映画)

4.0

壮絶な現実を突き付けられる映画。障害や介護に関する厳しい現実だけでなく、自分の中のエゴ、都合の良い考え方に気付かされる。観る全ての人の心に突き刺さる。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まず、ネタバレ厳禁。
すごく良い映画。
サスペンスとしても感動ものとしてもいい。




以下ネタバレ







よくよく見直したらマルコムほぼストーカーで笑った。コールくんの行くあらゆる場所に出
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

かなり凄い映画ではある。
あらゆる種類の人間の愚かさが見られる。
後半、映像にして見せられるにはあまりに辛くなってくる、文章じゃダメなのかってなってくるけど、それも目を逸らしてはならないのだろうか。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

芹沢必要ないやろ。。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

やべえ熱気、緊張感 アドレナリンまみれになる。
試合の中にいる感覚になる。
元々のアニメにはない、映画だからこそ味わえる代物。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

実際写真フォルダ見返す時って時系列逆だよな、、みたいな感じ、、
伊藤沙莉の声の渋さがすごい。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いまがせの一途なキャラが非常に良いと思った。またとてもナチュラルな良い演技で、なかなかに乙女を感じさせられた。
大伴恭一は流されすぎ無茶苦茶すぎとも言えるが、そういうキャラと思えばまあ無理ということも
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1話目は偶然ではあるにしてもまだあるあるの範囲で、それぞれの行動や心理や会話が丁寧に描かれていてそれらを楽しめた。芽衣子のめんどくささが癖になる。
2話目以降は、人物像が全然理解できなくなんでなん?っ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

よくわからないが不思議と面白い。
日本的な価値観と西洋的な価値観について考えさせられる。
戦場という極限の状況は人間が本当によく出るなぁと。
ヨノイの鬼気迫る演技すごい。捕虜も恐れるほどの立ち合いの気
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画を見ながらも、小説を読んでいるような感覚になる。
一般的な映画とは種類が違うので評価が難しい、手放しで高評価はできない、といったところだ。エンタメ要素はない。カタルシスとかも人によりけりだがあまり
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ちゃんと見直した。
一旦黙って見てみると、とにかく面白いってなる。とにかく面白いのだ。
アクションや映像はさながら、SFとしての設定とかその背景にある哲学性が良い。
マトリックスと現実

人類とウイル
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

たけしも師匠も本当にかっこええなぁ。お笑いに命かける人ってかっこいいなぁと。師弟関係も良すぎるなぁ。
全体的にテンポが良くてスタイリッシュで良いですね。全裸監督感が強い。演技も、顔の動きとか肩のすくめ
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.9

ハートフルロードキタノムービーって感じだ。
ほんとに小学生の時の自分の夏休みを見ているようだった。自分も小中学生の時は夏休みは毎年田舎に帰って田舎のおじさんおばさんにお世話になって、いろいろ連れて行っ
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明日の記憶(2005年製作の映画)

3.9

自分もこうなったら怖いなとか、自分の周りの大事な人たちがこうなったらちゃんと献身的に支えてあげられるだろうかとか、考えさせられた。 もうこうなってきたら愛しかないんやなと。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.1

社会問題が凝縮されていてかつ、人の温かみにシンプルに感動もする、そんな映画。
抱きしめ合って手を取り合って生きていかないとね、人は。