mさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

飽きの来ないミュージカル映画。
公開前から注目、期待度の高かった作品。
撮影賞ということもあり、ワンカット長回しなどどの様にして撮影されたか非常に気になります。

夢を追う若者、挫折と栄光。
才能がな
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ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

3.2

ポップでいてクレイジー。
狂気的だけれど、コメディのような。

エンドロールの飛び抜けたおちゃらけさはなんなんだろう。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

無感覚って一番怖い。
きっかけがなければ、気づくことも悟こともできない。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

物語を説明しすぎない。多くは語らず一つのテーマを掲げ、余計なものは削ぎ落とす。
与えられる情報は少なく、ただ目の前で起こることに頭を働かせながら、すすめる。
結局何だったのか、何が言いたかったのか、分
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.9

疑いを持たず無垢な心は、時にとてつもないエネルギーを持つ。
純粋で真っ直ぐな思いは心を溶かす。見向きされなくとも、続けていれば誰かの目にとまるようになる。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.7

人を表す言葉がたくさんあるからこそ、この人は男だとか女だとかが分かるわけで、だからこそ固定観念が生まれて、同時に偏見なんかも生まれる。
そんなものがなかったら、愛し合うということは、ただ二人の人間同士
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

真っ暗な劇場内、スクリーンから映し出されるのは、くらくらするほどの眩しいフラッシュ。

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.6

もしもの世界を題材にその世界観を、映像で描き出すのは映画の醍醐味だと思う。
強い光にが印象的な映像美があります。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.0

終始顔が強張る、ダークファンタジーで異質な世界観でした。
綺麗な映像とは裏腹に、登場人物達の生々しく恐怖さえも感じる日常風景に、この81分間は正常を保ち耐えるのに必死だったように思えます。

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.4

退屈な毎日の中、出会った素敵な男性に惹かれ、大人の世界に足を踏み入れる。
好奇心旺盛で大人には抑え付けられない、若くて衝動的な気持ち。
その行動が愚かで失敗を招く可能性を持っていても、未だ見ぬ世界を見
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.6

ノンストップの展開、テンポが良いのでひき込まれる。普通に面白かったです。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.2

二本の缶ビールと弁当。怠惰で代わり映えの無い日常。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.1

熟れてもいないし、青くもない、若者たち。
ただただヒリヒリ胸が痛む。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.2

負の連鎖の連続。
狂言誘拐で簡単にお金が手に入るハズだったのに、、、。事態は悪くなる一方で。

嫌いという訳ではないですが、なんとも気持ちの良くない作品で、後味が悪い印象を受けました。

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.3

これまで観た映画の中でも、上位に来るほどの意味がよく分からない映画。
それでもそれなりに物語だってあり、よく分からないけど観れてしまう映画。

この雰囲気にハマるかハマらないかで、好き嫌いが二極に分か
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

夫婦殺人事件が起きた、犯人は逃亡中。
そんな時、日本の別々の場所に素性の知れない三人の男が現れる。

信頼と疑い。込み上げる怒り、静かな怒り。
一つの事件をきっかけに、振り回される登場人物たち。感情剥
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.9

まず台詞が良かった。
観終わった後、あったかい気持ちになれる。

”水滴がすばらしいのは
最も抵抗のない経路をたどること
人間はまったくもってその逆だ”

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

登場人物を愛したくなる映画って良いです。
色彩、音楽が独特でレトロな雰囲気が心をくすぐるようです。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.2

好きにはなれなかった。
話題性もあったし、アカデミー賞受賞なのだけれども、好きにはなれかった。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.7

少しでも気を抜くと、映画の世界に簡単に引き込まれてしまう気がした。
不思議で狂気的な魅力のある作品。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.9

それぞれ個性的なキャラクターが良かった。ただそれだけの印象でした。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.3

生活する世界が違う二人が出会う話。
行ってしまえばベタな設定ではあるけれど、観ている最中に冷めてしまう程ではなかったです。
それでも感情移入はややし辛かった。

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

4.1

今やってることが将来にどう活きるとか、繋がるとか関係ない。
好きでやっていれば、熱中しているのなら、今この瞬間に全身全霊を注げば良い。
そう思える映画でした。

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.7

たまらなく、”なぜ そんなに可愛んだ”って言ってしまうシーン。
好きという気持ちが生まれてしまった以上、頭では分かっていても、心を止めるのは難しい。
好きになってしまったら、そこに理由なんてなく、心が
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

家族だから、血が繋がってるから、目に見えない所で、自分の気持ちの気づかない所で、ちゃんと愛を持っている。

一緒に生活しているから、些細なことが気に障って小さな苛々が蓄積される。
共感できて、感情移入
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.2

しばらく動けなかった。
感無量とはこういうことなんだと。

自由なカメラワーク、美しい風景。
終盤の畳み掛けるような、展開の演出。
観る側は話の展開を必死に追い、終始美しい映画の世界へと惹き込まれる。
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0

色調が抑えめで、静かな映画。
真摯に仕事に向き合い、投げやりには決してしない姿。小柄な身体で、一人ぽつんと立つ姿。几帳面で質素に暮らす姿。
ジョン・メイという人物を愛さずにはいられない、そんな気持ちに
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

軽快な会話の間とか、音楽とか、良かったです。
いつの時代も、今に満足できないで過去に憧れを抱いたり。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.6

ある街の隅の方で起きた、小さな出会い。

ブレた映像も、少し不自然なカメラワークも、良いと思えてしまう。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6

色の使い方だったり、カメラの動き、編集など観ていて飽きないです。

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.4

言葉の裏に隠された、彼が本当に望んでいたこととは。
サスペンス要素、医師と患者の心理戦、絡み合って物語が複雑にみえるけれど、本質は至ってシンプルなものだった。