haruさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

やっとみれた...
美術館帰りのようなボーッとした気持ちになった。容赦ない芸術。r指定の要素をぶんぶん振り回して楽しく撮ったのだろうなーという感じ。

不協和音や人の叫び声を音響として使ってるのにエン
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

画面が黄色い映画は良いねえ。
と、開始5分で思う。好みなんでしょうね。

良くも悪くも随所にリスペクトを感じる作品。特記するべくは挿入歌がものすごく良い。え、The Beatles?知らないミュージシ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

東野圭吾が社会現象的ブームを起こしていた時にハードカバーにも関わらず読んだのを思い出した。ホテルマンに憧れてたから楽しく読んだけど、映画になってもおんなじね。

良い悪いで言えば原作を越えないけど、劣
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

この映画を何とカテゴライズしたらいいものか...少なくとも私にとってはコメディじゃなかったな。今まで出会った事のないような感情
恐ろしさ、悲しさ、虚しさ、背徳感、愛情
いろんな気持ちが混ざった中である
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

ミュージカル映画は
勧善懲悪のハッピーエンド
こうでなくっちゃね!

なんだか良すぎて当時心が荒んでたこともあって曲でいちいち泣いていた。冗談無しに全部泣いてた。いや、ちがうな。唯一オラフだけは笑った
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

動画配信サービスを利用せず、むしろ映画館という隔離施設でこのカオスを味わえばよかった。

悪ふざけが過ぎるし、悪口も過ぎるし、キャストも豪華すぎる。アカデミー賞受賞時にGackt様が「賞をとっちゃいけ
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.9

ダメ人間とボクシングの相性は現実も虚構もよく似合うものですが、女性で描くとこうなるのかと目からウロコな本作。


虫けらのようなアラサー処女が
蝶のように恋に舞い
蜂のようにリングで刺す!
とまではい
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

こういう風刺の効いた映画初めて見た!
軽いコメディかと思いきや、気付いた時には恐ろしさが込み上げてくる。

笑顔は世界平和をつくるってわけじゃないのよね。笑っていれば良いわけじゃない、その怖さは世界の
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

クリップし続けてやっと鑑賞しました。ヒューマンドラマかと思ってましたけど、いやいや純粋に音楽の持つ力や魅力を再認識させてくれる素晴らしい映画でした。ダン風に言うのであれば私はこの映画をきっかけに世界に>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

俗に言う【青春映画】は高校生目線の感情に振り回される夢や友情や恋愛をテーマにした軽くて見やすい印象を持つものだが、これは違う。
この作品を【青春映画】と表現するならば、それらを経験した時に精製されたモ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

映画が好きになったきっかけの1つ。
三谷幸喜作品といえばコレですね。
個性豊かな登場人物達に振り回されるバタバタ群集劇。ぜんぜん上手くいかないのに、最後は何故か上手くいく。監督の言葉遊びとアイデアと出
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.6

久しぶりに。

登場人物達のちょっとマヌケな感じが可愛くていいのよね。みんな違ってみんな良い。
派手さはないけどあたたかな人間味を感じられる作品。

ブルー・スープを飲んでくれる友人に私も出会いたい。

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.7

この映画でしか味わえない不気味さを大人になった今でも引きずってる。
てことを、久しぶりみて気が付いた。孤独の怖さとか不思議な世界の感覚を初めて知ったのは、ああこの映画だったなと。

映画の構成とかスト
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

-

クライマックスで変態仮面と対峙した敵のセリフ「何しに来た!放置は一人で居るとさらにエクスタシーなのに!」何言ってんすかマジで。

豪華なキャストでおバカなことやるのはさすが福田監督。安定のムロツヨシも
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.6

こどもの時に観た映画を大人になって見返すと、あの時と違う深い感動が味わえて2度美味しいのやつ。

泣く映画ということですが、子供の頃は必死で走るしんちゃんのシーンで泣いて
大人になったらひろしの回想シ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

テンポや高揚感のある楽しいがギュギュっと詰まった映画。今まで観たミュージカル映画の中では歌う事とストーリーが合ってるからとても好き。
大きな山場はもちろん、バーで交渉するシーンがカッコよくてとても良か
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.6

思い出のマーニーを見た後に、良い曲繋がりで鑑賞。サントラが素晴らしい映画の1つだと思ってる。

ストーリーとしては、終わり方がジブリにしては儚くないですか?良い悪いというより、子どもたちを単純に楽しま
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

出た頃の前評判が悪い。

予告とか評判とか一旦ゼロクリアして新しい小説を読むような気持ちで鑑賞できたので良かったな、と。素直に感動できました◎
思春期の少女と家族愛の素晴らしいお話。

緑と水と古城と
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.5

邦題で特集されがちな作品。
「バス男 キター(゚∀゚)ー!」
も違うし、変えた後の
「ナポレオン・ダイナマイト」
もまた別の意味で違う笑

作ってる方々がお洒落なのですね。絶妙にダサい所を突いてきて、
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

この手の映画は素晴らしいし影響されるのに、何度か見るうち途中で気持ちよく寝てしまうダメなあたし。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.5

レビュー書いてる方々のあまりの映画オタクぶりに感動して視聴。期待通りなので3.5。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.5

マリーアントワネットとかアメリとかあの映画の世界観がオシャレで大好きだと言いたいのに、実はもう少し娯楽的なストーリー性を欲してる。
そんな可愛いだけじゃ満足出来ない私のような方にはオススメしたい。アン
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.5

元気が欲しくて再視聴。
「人と変わってることが魅力になる。」
「自分に自信を持って。」「新しい60's」
明るくて力強くて楽しい作品。ブラックミュージックの良さを再確認するやつ。

個人的にリンクがヘ
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.2

松田龍平が気だるくてダメでとても良い。他の役者さんも個性派揃いでギシギシと不協和音な感じが邦画っぽいなって。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

青春がRADによって作られた人だからこれはRADのPVだと思ってわくわくしながら劇場で鑑賞しました。

そしたら、予想以上に映画としても面白くって!

何かのインタビューで監督が「エンターテイメントど
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透明人間(2018年製作の映画)

4.0

映画の専門学校で出される表現の課題をゴリゴリのプロがやったら。みたいな映画。

最近色々なアニメがやるけどやはり金字塔はエグいな、って感動できます。13分の中に技術や表現力がギチギチに詰まってます。
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの時点で綺麗すぎて泣いてたんだけど、そのくらい全編通して絵が綺麗すぎる音が綺麗すぎる心理描写も綺麗すぎる。
新海誠監督に丸ごと浄化されました。

ピアノはどれもショパンのようで雨粒のような音が
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

社会問題をネタにしているのにわかりやすくポップでテーマがブレないのに心に伝わる。
セリフがなくても音楽と演技と間合いで気持ちがわかる日本人の私にこれだけ気持ちが伝わる表現が撮れてるのってすごいと思うん
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.5

ロバートカーライルの演じるセクシーなダメ親父役ってのが似合いすぎてとても良かった。
みんながつい踊ってしまったあのシーンの笑顔なんて最高に好き。

THE3名様(2005年製作の映画)

4.8

クドカン作品かと思っていた。それくらいシュールでオシャレ味のある作品。
名言をノートに書き写していたくらい好き。真似したさにビックボーイでパフェ食べたの忘れられない。

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.5

映画という材料を通してキャストの皆さんの魅力を美味しくいただける作品。

大竹しのぶ、豊川悦司、永瀬正敏、尾野真千子、風間俊介、ミムラ、笑福亭鶴瓶、柄本明などなど....邦画界の名演者たちが個性的なキ
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