Sayakaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

トランスアメリカ(2005年製作の映画)

3.8

いや〜良かった。女性になる手術を前に自分に息子がいることを知ったブリー、息子は実の父と知らず共に米国横断の旅に出るロードムービー。主演の方は女性なんですが、本当に巧くて胸に響きました。息子のトビーは一>>続きを読む

タイムトラベラー/きのうから来た恋人(1999年製作の映画)

3.8

生まれてから35年間核シェルターで過ごし、外の世界を何も知らないブレンダンが恋するコメディ。上手く行きすぎ?とか、細かいことは気にならない位良かったし笑えました。隠れた名作。父(クリストファー・ウォー>>続きを読む

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.8

何度やっても自殺に失敗しちゃう青年に四人の霊が取り憑いて…。これは評価高くて当然でした。ちょっと長いですが最後の10分がすごいです。誰と何をするかが大切なんだよね。あ〜泣いた。セリのキンパ食べたい。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

"今の自分には時間よりお金が必要だ。"
あの状況で自分の正気を保つために正確な腕時計を持つことに拘っていたという話を見た。当時の悲惨さがヒシヒシと伝わる。戦争の前で音楽は無力かもしれない。でも、人種を
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.4

マルコヴィッチの頭の中に入れるというクセ強めな設定に惹かれて観たけど思ったよりハマらず。意外と哲学的?人はないものねだり。ポスターの右上、よく見たらちゃんとホンモノのマルコヴィッチいました。笑

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.5

危険な年上紳士に惹かれる秀才女子高生の成長。この一通りの経験が彼女にとっての1番の教育になったのかな。年上が魅力的に思えても、俯瞰で見たらただの中年男性なんだよね。まだダニーの方が主人公に近いかも。父>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.7

ジャスミンも最初は心開いてなくて、(ブレンダと会った時の部族に拉致されたみたいな描写…笑)だんだんお互いに打ち解けていくのがほっこりする。「仲良くしすぎよ」って出てったタトゥーの女性の気持ちも何となく>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.1

面白い!独特な世界観に惹きつけられる。危なげな雰囲気なのに儚い、ルトガー・ハウアーの魅力。ラストの「思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た」でかっこよすぎだろと思ってたら台詞>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

マスクの予備必須。涙腺決壊。
映画館で観てこその大切なシーンに鳥肌。家で観てたら多分評価変わってる。ほぼ優しい人しか出てこないし、PG12だけどちゃんと万人向け。V先生がかっこよすぎて惚れた。「エール
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.4

脱獄ものの実話ベース。普通に有罪なので主人公に同情するかは人によるけど、異国の地の法に振り回されたのは事実。実際舌は噛みちぎってないみたいでホッ。所長がキモ怖で良かった。最後の方駆け足だからかあまり爽>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.5

エミネムが200回近く観たらしい本作。全力でアホなのが面白い。マクラビンが愛おしい。エマストーンも彼もここからかなり垢抜けててすごい。ダメ警官達憎めないし赤信号通過するとこ笑った。今日行ったH&Mでコ>>続きを読む

フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.6

監督の実話。まず俳優陣がすごく良い。重ためだけど最後はあったかい気持ちに。「お父さんもそうだったかもしれない」っていうのがわりと重要な気がする。静かに涙を流してるところ。は〜〜もうみんな幸せになってく>>続きを読む

ベイビー・トーク 3 ワンダフルファミリー(1993年製作の映画)

3.4

今度は赤ちゃんじゃなくて犬達が喋りだす!ハッピークリスマスムービーでした。妹の妄想が可愛い。踊ってるジョン・トラボルタは相変わらずセクシー。家族で楽しめます。

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.4

雑誌「ハスラー」の創刊者ラリー・フリント。表現の自由の物語。色々あったけど、信念にとにかく真っ直ぐな人だったんだ。最後ちょっともらい泣き。弁護士のアイザックマン氏がひたすら頑張っててもはやもう一人の主>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.8

面白い…!
固唾を飲むってこういうことかって感じ。この人は生き残りそうと思った人が全然違った。時計に血が伝うカットがなんとも言えない。リアルな怖さからの幻覚シーンすごい。人間油断してるときが1番危ない
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.6

リメイク版と間違えて元のこちらを観始めたものの結果良かった。全編モノクロなのにハラハラ感がやばい。ニトロを運ぶのは後半70分くらいで前半は結構陽気な感じ。マリオとルイジが出てきます。(見た目は逆っぽい>>続きを読む

暴走特急 シベリアン・エクスプレス(2008年製作の映画)

3.3

パッケージと内容に乖離がありすぎるクライムサスペンスもの。暴走しないし激突シーンもうーん…笑
前半のロシアの話が絡むような終わり方で良かった。穴がないとドーナッツじゃない、たしかに。ベン・キングズレー
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各駅停車(1992年製作の映画)

3.7

一人で観てたけど思わず「えっ!」
なんか力抜ける。笑
主人公以外みんな優しいのがまたいい。
おもしろ8分ショートフィルム。今YouTubeのMyfff公式からも観れます。オススメ。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

感動の超名作をやっと鑑賞。『遠い空の向こうに』と似てるけど、こっちは「感じろ」って風味が強いかも。お父さんが走って喜びをぶちまけてるとこでブワーっときた。先生が教育者としてアッサリしてみせてるのがかっ>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

女の子のキラキラドロドロ学生生活。国は違えどどこかしら共感出来ること間違いなし。見たことある色んなネタの元がこれだと気づけてよかった。カルト的人気があるのも頷ける。ピンクが溢れてて可愛い。カレン推し。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

何故今まで観ていなかったのか。特に終盤が面白い。人間ドラマでした。
「Frank, look. Nobody's chasing you.」
君を必要とする居場所はここにあるよ、もういいんだよ、って教
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.4

死体を蘇生させちゃう愉快なホラーコメディ(?)。スプラッタなのにどこか可笑しい。ヒル博士は殺された後の方が楽しそう。唯一まともで可愛いヒロインを応援しちゃう。「さまよう魂たち」で気になってたヤバい捜査>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

とにかく長い群像劇。
「愛があるのにそのはけ口が見つからないんだ」というセリフが刺さりました。どんな悩みも、人生そんな時もあるかって思えたらいいな。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

過去作見返してから臨んで本当によかった。OPのトーキングヘッズで心掴まれてそこからあっという間の2時間超でした。(EDも神)
ドクターオクトパス推しには最高でした笑
出演者の皆さんや制作の方々への「あ
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パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終盤まで全く予想つかない展開だった。もはや主人公が主人公じゃないレベル。グレッグキニアの追い込まれてる演技が良かった。財産は失ったけどその分マシな人間になれたみたいなオチかと思ったら普通にエンジョイし>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

要素がてんこ盛り。ごちゃっとしてるけど嫌いじゃない。大家さんの、「彼はいいやつだ。なにかあったんだろう。」が沁みた。執事今更どしたん?感がすごいけど友情が勝ったってことだよね。前髪ファサ⭐︎なピーター>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.8

「I'm back! My back!」 
この2作目かなり好き。バトルシーンがかっこいい。電車のシーンは胸熱。ドクターオクトパス、触手取ったら普通のメタボおじさんなのに何故こんなに魅力的なのか…。M
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.6

新作に向けて初めてちゃんと観た。やっぱり面白い。はじめての壁登りからの「フォー!」の顔が好き。ウィレムデフォーの黒服姿かっこいい。ゴブリンマスク姿ちょっとダサい。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.9

「君に会ってから、僕はもっといい男になりたくなった」
言われたすぎる。偏屈な役がよく似合うな〜。ジャックニコルソンが小説を書いてる時は邪魔してはいけない…笑。犬が飯食って得意げにフンフン♪とピアノ弾く
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俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-(2008年製作の映画)

3.7

突然義理の兄弟になった中年ダメ男達。この二人で面白くないわけない。仲良くなって二段ベッドにしよう!とか言い出して案の定一瞬で崩れ落ちてウィルフェレルが挟まれるのも愛おしい。2回目の夢遊シーンで爆笑。ラ>>続きを読む

ベティ・サイズモア(2000年製作の映画)

3.6

夫を殺されたショックで大好きな昼ドラと現実の区別のつかなくなった女性が殺し屋に追われているのにも気づかずドラマの主人公を追いかけて大騒動になるブラックコメディ(?)。冒頭から頭皮剥がすなど謎のバイオレ>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

3.4

妻を救うため冴えない中年男性がヴィジランテに。とにかくまずレンチで殴る。ただの危険人物にも思えてくるが果たして…。万人向けではないと思うけど楽しめた。悪役のケビン・ベーコンがケビン・ベーコンしてて良い>>続きを読む

潮風のいたずら(1987年製作の映画)

3.8

記憶喪失のワガママ夫人への腹いせに、大工が自分を夫だと偽って…
人生を別の視点から眺めるって大事だなと思わされる。G・ホーンがチャーミングすぎで生意気なのも許せちゃう。どっちの生活でも結婚指輪ないと悲
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.3

ホームレスの両親に育てられた記者。実話。
そこにはちゃんと愛があったのか。ガラスの城建設予定地にゴミが積もっているのが辛かった。「はじまりの旅」は好きですがこれはあまりハマらず。役者陣は素晴らしいです
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.6

ヴィンス・ヴォーンの女子高生演技がひたすら愛おしい笑。あの走り方は笑う。しっかり怖がらせてくれるのも凄い。殺されるのも大体ウザキャラなので安心。期待を裏切らない面白さでした。色々詰め込みすぎてなくて好>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.4

自動車事故に興奮する個性豊かな仲間達。
監督曰く「現実を超えようとするのは、人間の基本的欲望」らしいけど、正直よくわからないし共感したとしても人には言えないやつ。でも最後まで飽きずに観れる。ガブリエル
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