暗闇でドッキリカルヴェロさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

「OTTO」

昔々、子供の頃に思っていたのは
人は老人になると皆んな欲とか憎しみとかがなくなって穏やかで幸せな性格になるのかと思ってた
少なくとも私の周りの老人たちがそうだったから皆んなそうかと思っ
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ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

4.2

「かわらないもの」

今年は2023年、私は57歳です
まさしくこの映画は私の二十代のどハマりの曲ばかり
毎週小林克也の「ベストヒットUSA」を見て「MTV」を見て、とにかく日本の曲なんて見向きもせず
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春画先生(2023年製作の映画)

4.1

「すけべな心で観に来ちゃった」

"春画"と聞いて下心が湧かないわけがない
と言っても「私は春画が好きです!」と大声で言うには恥ずかしいしわざわざ人に宣言するものじゃないでしょ
そこに"先生"が付くと
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.8

「コインマジック教えて」

結末は分かってる
最初はどうせそうだろうなと思ってた
だけど話が進むに従ってその思いは
「そうだろうな」から「だったらいいな」へと変わり、最後には願い祈ってしまった
見る前
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ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら(2016年製作の映画)

4.4

「この映画にツボった」

あんなにマドンナのクレイジーフォーユーを効果的に使うなんて
他じゃ考えられない

とりあえずこのことが言いたかった
すっきりした

さて、コメディでミステリーでアクションとい
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

4.1

「ジェニファー・アニストンは二重丸」

アダム・サンドラーが気になって手当たり次第に見てます
で、
オードリー役のジェニファー・アニストンの他の作品を見たくなってしまった
横のつながりがどんどう広がる
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.8

「潜水艦映画は売れないジンクス」

むかしむかしあるところで、おじいさんとおば……
じゃなくて、この漫画読みましたよ
ただね、初めの方の戦闘シーンしか読んでないから今後の話の筋がさっぱり分からない
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.7

「アダム・サンドラーを追う」

とてもドキドキする
見ている私の心が常に
何か不安で仕方がない
長回しもこのドキドキにつながってしまう
不安で心配で危なっかしくてヤキモキしてしまう
彼は大丈夫なのか?
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ビッグ・ダディ(1999年製作の映画)

4.4

「アダム・サンドラーって誰?」

彼のことをさっぱり知らなかった
後輩が「この人知ってますか?」
と言われ、分からないな〜と答えたけど
他の作品を調べたらいくつか見たことのあるものがあったのだ
どの作
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

「未来よ明るくあれ」

正しさとか正義とか
時代や立ち位置でどうとでも変わるものなのかも
どこかで誰かが声をあげても小さければどこにも届いてくれない
今も、大衆はどこへ向かって進んでいるのだろうか
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.6

「人は飛べなくてよかった」

たま〜に山登りに行きます
人並みに下準備をし持ち物はなるべく手を抜かずに挑みます
と言っても最近は低山ばかりですけどね
それでも危険な場所はないわけじゃない、見晴らしのい
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

「4ドッグス」

映画館で見るために今までのさん作品を一気見したのですが見ていてだんだん感覚がおかしくなってくるのですよ
もしかしてこの作品はコメディじゃないのかな?
ジョンは普通なら何度も死んだ出る
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

4.0

「青いけど、古いけど」

ゲッタウェイの意味を調べてみた
逃げる、逃亡という意味や、逃亡して離れ離れになるという意味もありますか
日常生活から離れて過ごす時間や仕事や勉強から逃げるために旅行に行くとも
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

「どうにもこうにも苦手な分野」

イヤイヤながら見てしまったけどやはり苦手
危うく操縦されそうになるかと思ったけど榛村大和の言葉にだんだんと興味が薄れていく
最近気になっているドラマで『ミステリと言う
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.8

「擬人化」

日本は古来より物や場所など、ありとあらゆるところに神が宿ると信じられていますね
私ね、けっこう信じてるんですよ
それでね、物や場所とかにも大切なのは出会いじゃないかなって思うんですね
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街の灯(1931年製作の映画)

5.0

「色あせぬ永遠のラブストーリー」

少年の頃はただただ面白く彼の動きでゲラゲラ笑ってた
青年になり思いやりや優しさに気付いた
この歳になりやっと愛情の深さに涙するようになった

明日になれば鳥たちもさ
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最強の出前人(1994年製作の映画)

4.5

「だだんだんだだん、だだんだんだだん』

オープニングにまさかのあの曲が‼️

日本がよほど好きなのでしょうねシンチーさんは
彼の繰り出す映画はとても面白い
アイディアがぶっ飛びすぎてて呆れるほどです
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ラストツアー​(2019年製作の映画)

3.9

「諦めたくない」

歳を重ねることを最初に意識した映画はヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘップバーンの『黄昏』だったように思います
昔はこんなに老人のお話が多くなかったように思いますが調べてみると結構
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チャイニーズ・オデッセイ Part2 永遠の恋(1995年製作の映画)

3.8

「Netflixはほうってはおけなかった」

主役のチャウ・シンチー、彼の作品で1番好きなのは『少林サッカー』
その他にもたくさん主役、監督したり制作に関わったりと素晴らしい才能だと思います

どの映
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チャイニーズ・オデッセイ Part1 月光の恋(1995年製作の映画)

3.8

「Netflixはほうってはおけなかった」

主役のチャウ・シンチー、彼の作品で1番好きなのは『少林サッカー』
その他にもたくさん主役、監督したり制作に関わったりと素晴らしい才能だと思います

どの映
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

5.0

「こんにちは」と「ただいま」

拝啓、山田洋次様

 『こんにちは、母さん』楽しく拝見いたしました
北海道のローカル番組の大ファンの私はどうしたって彼の作品を見ないわけにはいきません、しかしそれ以前に
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.3

「何故か何度も見てしまう映画」

クールなルーク
それが彼のあだ名
若者のやり場のない怒りや苦悩は時代のせいなのか
諦めない強い心が見えるようです
常識に疑問を持ち大勢の言いなりにならず人に媚びない、
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

「あの頃は良かった」

子供は妄想を限りなく走り巡らせ未来を向いている

老人は幻想を現実のものとして過去に生きている

大人は、大人は現実に生きているけど嘘で固めて逃げ出そうとしている

未来は常に
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.5

「空は楽しい」

空は悲しい
最後は空になるのだから
今もふわふわしているだろうか
もう辿り着いているだろうか
私はまだたぶんコチラに居ます
コチラで好きに勝手してる
笑わないでほしい
意外と必死に生
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

「彼にあの衣装を」

長編とは知らずにふらりと映画館へ
見ていて話が無理沢山でハリウッドなら2部作にするのでしょうね

主役が二人、見ている側をも欺く作り なかなかのものでした
インド映画、ジワジワと
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.5

「事実とはいつも残酷なものばかり」

日本は平和で住みやすく安心して暮らせる国だと思う
何故かなんて詳しく考えたこともない

しかし何故なんだろう
ミッション:インポッシブルように水際ギリギリのところ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

「ギリギリマンは彼だけじゃない!』

コレでもかとたたみ込まれてくるアクション
何処までも心理的に追い込まれてゆく行くへに少しも目が離せない
『007』でも味わった非道な敵に殺意が湧かないはずがない
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

「どう生きるか」

先日、NHKテレビでこんな番組がありました
「哲学的街頭インタビュー」第一回「何のために生きていますか?」
この問いには比較的容易く答えられるのですが

"どう生きるか?"
この
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小さな巨人(1970年製作の映画)

5.0

「よき日はまだまだ先のようです」

多少面白おかしく作られているこの作品にはとても深いメッセージが込められていると思うのです
アメリカと言う国のことやあらゆる偏見や差別
自分が正しいと本気で思っている
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タイムマシン(2002年製作の映画)

4.2

「深く胸に刻まれた作品」

『シー・ユー・イエスタデイ』を観ていたらこの物語を思い出してしまいどうしても観たくなったのでレンタルしてきました
過去を変えてはならない理由はなのなのだろうか?
そこに科学
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神と人との間(2018年製作の映画)

3.6

「ホントに人それぞれ」

TEAM NACSの戸次重幸さんを追っかけていて出会った作品です

私も恋愛は経験が浅く主人公穂積の思考や行動は分からなくはないです
添田のやろー、とんでも無い奴だと思う反面
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戦場へ、インターン(2017年製作の映画)

4.0

「見えた」

何か壁みたいなものがいつも、誰にでも遭遇する時がある
簡単には乗り越えられない壁、どうやって越えるかは分からないし人に教わることとも違うような気がします
でもきっと、ヒントはそこらじゅう
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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「ハン・ソロ、デッカードそしてジョーンズ博士」

私がハリソン・フォードに出会ったのは『アメリカン・グラフィティ』のレースの相手であり、言わずと知れた『スターウォーズ』のハン・ソロだった
それと、あま
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

「か い ぶ つ」

心に潜む怪物が顔を出す
きっと私の中にも
激しく怒る怪物
物静かに人の心を押し殺す怪物
自分が異常かと恐れる怪物
様々な怪物がこの人の世には多い
他人事だと思い好き勝手なことをそ
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