RATさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

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モリッシーになる前のモリッシーが1時間20分くらい何もしない映画
モリッシーがモリッシーになっていく過程はジョーカー観てる時と同じ気持ちなる

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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あらゆるものの元ネタの元ネタの話
ホドロフスキーがディズニー映画のリスみたいに芝居がかって喋りまくる
ダリをやりこめるくだりからのギーガーの闇属性感が見所
ダリの一人称ダリなんおもろいな

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

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それが儀式なのかアートなのかオカルトなのか按摩なのか実験なのか社会運動なのかなんてどうでもよくて、映画でもプライベートでも一貫してこれをやり続けている90代のジジイがおるってことはただそれがセラピーで>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

5.0

鬱屈した日々を過ごしている暗い奴ら!!
ミッドサマーなんか観て北欧に想いを馳せている暇があったらヘヴィ・トリップを観ましょうよう〜!!!

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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ずっとアニマル・コレクティブのMV観てる時の気持ち。
考察などせず笑い飛ばす方がよかろう。

つげ義春ワールド ゲンセンカン主人(1993年製作の映画)

3.0

シンデンのマサジがあまりにもそっくり
一コマ一コマ丁寧に動画に移し替えていて好感

タンポポ(1985年製作の映画)

5.0

こういう「成長、出会いと別れ」みたいなんに弱いんよな〜
千チヒとかバグダッドカフェとか

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

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清涼院流水とか同時期??と思った。
コズミックが96年か。
ディスコ探偵水曜日ぐらいからはギリギリリアルタイムで読めてたけど、世紀末からゼロ年代にかけての最後宇宙になるミステリ(≠セカイ系)ってどのく
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

頭から爪先まで隙が無いっていうのはこういう映画の事を言うんやろね

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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現国の教科書に載ってる名作読んでる気分で観てしまった。
僕の気持ちを持っていけなかった事とこの手のものは擦られすぎてる事が敗因で、
でもそれは悪い事じゃない気もする。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

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ポストtruthの現代に於いても立ち向かわなければならない怪物は現に存在するという事
コントロールされた真実(≒嘘)に立ち向かうのは超個人的な関係が動機になる時
韓国は儒教で血縁愛が強いのか?

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

パタリロ!とかトラウマ!!とか好きなので今更観た
最近ロクに邦画って観てなかったけどサイコーバカ映画
おもしろフラッシュ感とお耽美の融合ってすごい
魔夜峰央作品のなかでもそこまでコアなファンがおらんか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2017年に自殺した批評家のマークフィッシャーによると資本主義リアリズムは再帰的無能感によって特徴付けられる。
地上、半地下、地下という「象徴的」なイメージはまさに資本主義的諸関係の縮図である。

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

社会にいてもいなくても良い透明な存在は希望を抱けば抱くほど裏切られ続ける。
ギスギスに痩せたアーサーが時折見せるうつろな身体の力強さはシリアルキラーの高齢化とシンクロして不気味だ。

ジョーカーが絶対
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BROTHER(2000年製作の映画)

4.0

1番泣ける
帰ろうって殆どの映画で言うのはなんなんやろ
いつも死にたいし帰りたいんか

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

バイク事故前後のたけしはある種の共犯関係もしくはストックホルム症候群的に観る者を登場人物に感情移入させるのが上手いと思っていて今回のもそう。僕はヤンチャな奴の所業を後ろで見てるだけの奴になっていた。>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

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結局原点回帰するんかい!
火薬田ドンみたいなことしてて良かった

HANA-BI(1997年製作の映画)

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その男、凶暴につきの発展系なんかな
あっちが我妻でこっちが西
親友の異変、暴力、退職、病気の家族との暮らし、ヤクザ皆殺し、死

みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

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虚実入り乱れ
滑ってるって言われてるけど笑っちゃった。そろそろこの時代の陳腐なギャグが一周回ってきてるんかもしれへん

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

90分間静かな緊張を強いられ続け、突拍子もない悪ふざけとカタストロフを見せつけてくる。
緊張と緩和もそうやけど、女と機関銃を組み合わせるイリュージョン的な演出とかお笑いの教科書が下敷きになってるんかな
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今までの作品で繰り返されてきたイメージにここでも沢山出会うことができるけど、
中でも父権的なものの去勢→自殺がポジティブに描かれているのが印象的
舟の行く先は常に死で、離れていく景色は決別した過去でし
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

むっちゃおもしろかった。
極彩色とセピア調のコントラストが非情

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

カラオケとかパチンコとか飛行機乗るとか島とか「挑戦状」っぽかった。映像化したらこんな感じなんかも。
かなりおもしろかったです。

ベルトルッチの分身(1968年製作の映画)

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なんとなく言いたいことはわかるけど特段面白いことは言ってないというか擦られまくってるやつやん。昔の映画やけど。
画面はかなりたのしめた。

サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.0

かなりパーソナルな毒親からの解放話を息子を使ってやってしまったすごい映画
前2作のテーマを融合させてホラー風味にしましたって感じで観やすい。
悪趣味なシーンも後味悪くないのは根底に弱い人々への愛がある
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