マチダさんの映画レビュー・感想・評価

マチダ

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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

4.9

無機的かつ不穏で虚ろな画を切るとる天才過ぎて最高。エンディングも窒息するようなヤバさ。要所要所で観られる、静かで大胆な演出が粋です。

悪の神々(1970年製作の映画)

4.5

一直線でクレジットタイトルが流れるオープニングのムードがよい。前作にあった妙なトラッシュ感とゴダール感がなくなりノワールになってる。ゴリラ。

愛は死より冷酷(1969年製作の映画)

4.5

音楽が初期クラウトロックっぽくて好き。サントラあったら欲しい。

小カオス(1967年製作の映画)

4.5

モディリアーニの裸婦画を撫でたあとに燃やすところよい。エンディングのトロッグスの曲の愛嬌のよさよ。(バズコックスもカヴァーしてた)

殺し(1962年製作の映画)

4.2

パゾリーニの『アッカトーネ』を手伝った翌年、若干21才のベルトルッチの監督デビュー作。『羅生門』のような語り口だけど、真相が藪の中ではない映画。パゾリーニ原案とのこと。
各キャラクターごとに映画のノリ
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赤い砂漠(1964年製作の映画)

5.0

アントニオーニ初カラーだけあって、色も主役な映画。制され整い過ぎた色彩がこの映画の神経症的な不吉さと合間って饒舌。最高の画が続くので日がな一日観ていたい。

ナイトチャイルド(1975年製作の映画)

4.8

自分の好きな映画の傾向として、謎の絵が出てくる作品というのがあり、今のところ例外がないです。理由は不明。

忘れられた罪の島(1943年製作の映画)

4.7

不吉さを示すために鏡合わせの雲のイメージが出てくるんだけど、モノクロ映画であの手の映像が急に現れるとぎょっとする。あとやはり演出手際よすぎ。

グラディーヴァ マラケシュの裸婦(2006年製作の映画)

4.9

集大成。ここ数日観てたロブ=グリエの映画がミックスされていた。 とくに『エデン、その後』からショットがちょくちょく挿入される。ロブ=グリエ見始めたら最後に観た方がいい。こういうのも広い意味でフラクタル>>続きを読む

夜行性情欲魔(1970年製作の映画)

4.5

監督は『マラスキーノ・チェリー』で有名なヘンリー・パリスことラドリー・メツガー。ソフトポルノ版『去年マリエンバートで』といわれてる作品。実際この作品の5年後に本作の監督は、『去年マリエンバートで』の脚>>続きを読む

嘘をつく男(1968年製作の映画)

4.6

『ヨーロッパ横断特急』とこれとデヴィッド・リンチがネタ元にしてるような話が続く。この映画の翌々にベルトルッチも同じボルヘスの伝奇集の『裏切り者と英雄のテーマ』を原作に『暗殺のオペラ』を作ってる。ロブ=>>続きを読む

エデン、その後(1970年製作の映画)

5.0

結構丁寧にロブ=グリエ特有の幻想感覚を説明してる印象。演劇学生の青春映画って感もあり。雰囲気がぶれないのがスマート。

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