困ったちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

困ったちゃん

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ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

王道。数えきれないほど観てる。シリーズの中でも一番好き。USJのアトラクション案内人、綾小路麗華も含めて好き。

I AM ヒース・レジャー(2017年製作の映画)

3.8

起きている時間で考えると彼は50歳だとヒースの友人が語っていたのが印象的。スポーツ、チェス、芸術、音楽...何をしても秀でていて完全無欠。感覚が敏感過ぎてあらゆるものに刺激され続けて生き急いだかのよう>>続きを読む

ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

3.2

皆さま一所懸命に演じてらっしゃるのですが、何故だか誰にも感情移入出来ず。物語もそこそこなんですが、盛り上がりに欠ける。これが寝落ちと巻き戻しを繰り返した原因か。とにかく警察がポンコツでした。

孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.8

他の方も書かれてますが。何だこの邦題。

独りで暮らすおじさんフレッドは堅物で几帳面。フレッド演じるトン・カスの表情と仕草がそれを物語っていて、人を寄せ付けない堅苦しさがひしひしと伝わってくる。そんな
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こころに剣士を(2015年製作の映画)

4.0

冒頭で舞台が50年代のエストニアと知り一時停止してこの国について予習後鑑賞しました。

元々政治的理由によりソ連の支配下だったエストニアは第二次大戦時に独ソ戦の舞台となりナチス・ドイツが侵攻。独軍・ソ
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ナバロンの要塞(1961年製作の映画)

-

名作です。3時間近いです。意気込んで観ました。大しけの船のシーン長過ぎです。そして私までも船を漕ぎ始め...zzz。気付けばドイツ兵がバンバン撃ちまくられてました。結果は予想通りでしたので全部観たこと>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8


「天から落ちてきた人みたい」という表現がとても印象的。

これはおもちゃ売場のアルバイト店員テレーズがある事がきっかけで美しく謎めいた女キャロルとランチを共にした際に掛けられた言葉。これまで経験した
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

お下品な言葉が散りばめられた女の執念物語とでも言いましょうか。ミルドレッド演じるフランシス・マクドーマンドの情念渦巻く演技が凄かった。

娘が残忍な手口で殺されてから7ヶ月。何の進展もなく街の警察の怠
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告発の行方(1988年製作の映画)

3.6

いけませんね、集団心理。レイプシーンは地獄絵図。メッセージ性は十分でしたがストーリーは単調に感じられた。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.3

その昔実習でお世話になった精神科病院の患者さんを思い出した。その方は毎日壁に向かってお化粧講座をしていました。あれは壁ではなく、そこには受講生がたくさん座っていたのかも知れませんね。この作品を通してあ>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.5

良い作品に出会えて嬉しい。

欧州(特に東欧)の歴史は正直苦手でザックリとしかわからないそんな私でも背伸びせずに観ることができました。ベルリンの壁崩壊は20世紀で上位にランクされる程大きな出来事でした
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.9

とっても静かで幻想的。詳しいわけではありませんが、観る者に深い解釈を委ねる難解(私だけかも)な物語と鬱屈した映像がヨーロッパ映画らしい。

ミツバチの研究をしている父親、訳ありそうな母親、仲良し姉妹の
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

半世紀以上前の作品。どうしてこんなにもストーリーがシンプルなのにカッコ良くて面白いんでしょう。

最近偶然にも”とにかく怒ってる”人物が出てる作品をよく観ますが、これもとにかく怒ってる。しかも12人も
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バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

3.5

ライトのスイッチをオンにしたりオフにしたりを繰り返すような構成で結構頭を使いました。

幼い頃厳格な神学校で起こった性的虐待に端を発した悲劇。悲劇のヒロイン(?)である二人の少年エンリケとイグナシオは
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.6

BSで放送されていて何十年かぶりに鑑賞。単純明快でいいですね。晩ごはんの用意しながらでも安心して観れました。

ウーピー・ゴールドバーグは強くて元気な役がピッタリ。先日観た「スモーク」のタバコ屋店主役
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永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.0

普段あまり選ばないファンタジーとホラーの交配種っぽい。こんな風に欲しいものが意のままに手に入れられたらいいですね。「唇の5番」とかコスメ選ぶ感覚。

テス(1979年製作の映画)

4.0

マイコレクションしているし、過去何度も鑑賞するほど好きな作品。長いけど。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.5

かなり昔にナスターシャ・キンスキーが好きで観ました。テキサス丸出しの風景と勝手な男と美し過ぎるナスターシャ・キンスキー。マジックミラー越しでの会話シーンが印象深い。

あれから年齢重ねてどう感じるのか
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アヴァ(2017年製作の映画)

4.0

さすがフランス映画。

13歳で失意の宣告を受ける少女アヴァ。その失意の色を表している黒い犬・黒い馬・黒いインク。その失意を共有しているであろうママのメスの部分。そんな時に出会った気になる異性。その時
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シャス・ロワイヤル(2016年製作の映画)

3.5

これは映画なのかドキュメンタリー映像なのか区別がつかないほどの自然さ。あの激しい怒りも今まさにそこで怒っているよう。何でも否定的に見える難しい年頃だけどチラッと見せる抑え気味の笑みがかわいらしい。

レベッカ(1940年製作の映画)

3.5

同県内の公共施設で無料で観れるとのことで足を運んできました。お爺さんお婆さんばかりでみんな懐かしそうでした。

1940年の作品だなんて思えない構成でラストを全く想像させて貰えませんでした。地味なヒロ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.8

ジェームズ・コーデンかわいい。安心感満載。

実話なんですね。オペラは全然わからないけどオーディション番組でのポールの歌声は感極まって自然と涙が出てしまった。歌は指導を受けたジェームズ・コーデンが実際
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君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

4.5

気の置けない仲間で毎年行われる自転車の旅。だが今回はいつもと様子が違う。来年の旅から確実に参加しなくなるメンバーが...自分の人生の終え方を考えに考えて決断して逝ったハンネス。尊厳死を主軸として物語は>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

最初から最後までタバコ吸ってるシーンばかり。まさに愛煙って感じで。

「タバコの煙の重さ」とかタバコうんちく並べた会話が面白くて早々に引き込まれた。各登場人物の背景も興味深いし物語の構成が秀逸。地味だ
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.0

題名のごとくおじさん二人を乗せた車がわき道へ逸れていくとこが印象的。ワイン好きじゃないけど飲みたくなった。でもなんだかピンと来ない作品だった。いっぱい賞取ってるみたいだけど...

リトル・ランナー(2004年製作の映画)

3.4

昏睡状態のママに奇跡を起こすためボストンマラソンで優勝を目指す14歳ラルフの物語。

愛するママの為に真面目に練習に励むいたいけな少年の美しい話かと思えば少々違います。ラルフは問題児で校内でのタバコ、
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裏窓(1954年製作の映画)

4.3

観るのが忙しい作品。字幕にセットにグレース・ケリーのお顔、衣装...観るとこいっぱい。

私も怪我して仕事行けなくて、当時みたいにネットとか無かったらジェフとたいして変わらない暇つぶししてたかも知れな
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スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

3.5

‘69年の作品だけれど、男子の髪型とダイヤル式の電話以外は現代でも違和感なく観れた。10代前半の恋愛にしては大人びているし周りの大人たちの寛容さに激しいカルチャーショックを受けた。未来明るい少年少女の>>続きを読む

ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

3.4

「娼婦」「パンパン」という教科書的にはアブノーマルで人から白い眼で見られる職業とその容姿から不気味がられ、嘘かまことかわからない噂が飛び交う。一方でそんな彼女を気遣い交流を持つ人も少なからず居た。その>>続きを読む

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

2.8

ヒロシマが付くタイトルに興味を持って観たけれども凡人の私にはよくわからなかった。なんだか好きな映画を観ただけで知ったつもりになっている自分を指摘されてるようだった。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

狙撃の瞬間、初回派遣後の魂が抜き取られたような姿、妻のこんなはずじゃなかった感が生々しくて観ているのが辛かった。愛国心とは何なんでしょうか。ああなったら元も子もない。

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

3.1

バルタザールの愛おしい目。ピアノの優しい音色。それだけが心休まる作品。時代的なこともあるのか私の頭が未熟なのかあとは胸糞悪かった。動物愛護団体に通告レベル。

物語はブツ切りのようで理解がなかなか追い
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.8

時々足を運ぶミニシアターに併設されているカフェ『バグダッド・カフェ』。聞けばこの映画から名付けられたそう。なのでずっと観たかった作品。

超不機嫌な店の女ブレンダのキレっぷりがいい。とにかく怒ってる。
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

5.0

物語が素晴らし過ぎる。小さい子って私たち大人と概念が違っていて思いもよらない事や物に夢中になる。ポレットとミシェルが夢中になったのはお墓作り。きっかけは慈しみの気持ちで始めた事がエスカレートして大騒動>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

衝撃だった。

手当たり次第。やめられない。常軌を逸している行動。カマトトぶるわけじゃないけど、この依存症について思慮に欠けるところがあった。こんなにも根が深くてこんなにも苦しいなんて。

終盤、妹シ
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兎の眼(1979年製作の映画)

3.4

ゴミ処理場の子、障害を持った子。いろんな境遇の子どもたちがいて、新米先生と子どもたちが今で言う多様性を受け入れて成長していく物語。日本もこんな時代があったんですね。今の小学校現場はわかりませんが、こん>>続きを読む