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よかった。とても誠実に作られてる。だけど……。
映画で「悼む」ことの困難を感じた。
マンガだったら自分のペースでページをめくって、感情を整理していけるけど、映画ではそうはいかない。
まだこちらの>>続きを読む
昨日見た『小学校〜それは小さな社会〜』はなんだったんだ??
断然こっちのほうがいい。
学校という狭い内輪の中で教師が絶対的な「権力者」「正しい模範」になったところで子供は何も学べない。
日本の小>>続きを読む
小さな社会?
小さな全体主義では??
こんな学校通いたくないし、子供も通わせたくない。
軽くホラーだった。
『窓ぎわのトットちゃん』と見比べてみてよ。
トモエ学園が80年前、あれだけ難しい時代に>>続きを読む
笑っちゃうような設定をクソ真面目に演出して終始スべってる。いたたまれない。
石井裕也監督、こういう倫理を問うタイプの作品、根本的に向いてないと思う。
池松壮亮は原作を持ち込む先を間違えてる。
こんなに集中力の低い客席は久しぶり。
前半、トイレに立つ人多数。年齢層高めとはいえ……。あきらかに睡魔と闘って姿勢を変えるガサゴソも目立った。
ビクトル・エリセ監督に思い入れがないと厳しい。
こう>>続きを読む
時間がたつにつれてこの映画、めちゃくちゃよかったなという気持ちが強くなっている。
中学生の「意外と大人より大人」な部分と「やっぱ子供やな」が入り混じってるこの感じがすごくいい。
中高生役ってけっこ>>続きを読む
トットちゃんが最初に校長先生に話を聞いてもらうシーン。あそこだけもう感動。
どうしてもいまの日本の原型は戦後にできたと思いがちなんだけれど、戦前から先進的な考えの人は少なからずいたし、実践もされてい>>続きを読む
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『永遠の0』から10年経って、山崎貴監督がここまで自己犠牲拒否の映画を撮ったことが驚き。
いろいろツッコミどころはあるけれど、「全体の利益のために誰かが犠牲になる」ということを、安易に美しく描かない>>続きを読む
戦争は自己啓発の教材じゃない。
女子高生がタイムスリップして特攻隊と交流し、利他精神や他者への感謝を学ぶという話。
予想していたより自己犠牲を礼賛するような内容ではなかった。そこはホッとした。むし>>続きを読む
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本作で描かれる差別とヘイトクライムのメカニズムは、いま起きているパレスチナ/イスラエル紛争にも通ずる。というか、現代において差別というものを考えるために、極めて巧妙に設計された映画だと思った。
「日>>続きを読む
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この題材だけに、内輪向けになっているかと思いきや、かなり一般向けに説得力のあるものにチューニングされていると感じた。愛媛県警の裏金問題を並走させた構成は見事。
無罪を勝ち取った高裁判決が描かれないこ>>続きを読む
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オフィスで交渉するシーンばかりなので、正直、けっこう地味な映画。それでも引き込まれる。
なんといっても、散々焦らされてから登場するエア・ジョーダンのフォルム、カラーリングの説得力よ! この作品を見る>>続きを読む
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漏れ聞こえる評判に身構えて行ったものの、ふつうに楽しめてしまった。というか、ストーリーがあまりに凡庸では? ヒーローの葛藤も、自己犠牲による解決も、主人公もラスボスも幼少期のトラウマが動機というのも…>>続きを読む