ヴァニコウィスキーさんの映画レビュー・感想・評価

ヴァニコウィスキー

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エイリアン(1979年製作の映画)

3.5

冒頭のタイトル表示や全体的暗い画やそれを活かす印象的な照明。ノストラモ号をはじめとするプロダクトデザインの秀逸さ。
45年前の作品とは思えない完成度でした。

宇宙の労働者として、全般的に危機感が足ら
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.0

映画は映画として良かったと思うけど、結果的には事前に原作を読むのは失敗だったと後悔。

愛する感情は瞬間を享受するだけではなく、瞬間の積み重ね。そりゃそうだろうと言うのは簡単で努めることの大切さを示し
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大義があれば虐殺も略奪愛もOKと。そうは問屋が卸すわけもなく、愛の名の下に神の如く力で成敗される話。

キャラクターごとに、成長じゃないんだけどストーリーを構成する上でそれぞれのポジションがわかりやす
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

ストーリーに準じたアニメーションの完成させた猛々しさや音響演出には凄まじいものがあり、これに声の演技で生命力を吹き込む作業は加えて凄絶な工程であったことがひしひしと伝わってくる。

肺に酸素が取り込め
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

画の冷たさが邦画感を薄めているようで、作品の雰囲気にあったキレを生んでいてとても好き。

菅田さんも去ることながら、目を見張るFukaseさんの演技。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.5

原作に忠実な描写とリスペクトがあった。
特筆すべきは雄大な自然の風景表現と、見せ場のひとつである食事シーンの料理の美しさ。
序章としての完成度は凄く高かった。
土方の殺陣シーンはもっと見たかったな。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

綾野剛の親しみやすさの中に常にある凶暴的な魅力はすごいね。
齋藤潤君はこれからどんどんいろんな作品に出て活躍していきそう。

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間(2023年製作の映画)

3.9

ネトフリで配信を観て、今回は再編集版を鑑賞。

ネットとヒトの意識の境界が限りなくなくなった世界の中での、絶対的存在たちの戯れ。
バトーはその戯れを確信し、トグサは辿り着けないまでも違和感を感じている
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(2023年製作の映画)

3.0

時代劇は何回も焼き回されているものだし、いかにデフォルメや形崩しをした上で辻褄を合わせるかだと思う。

作り物のスプラッターへの抵抗が強ければ、バサバサ首が落とされてもそこまで気が滅入るものでもないと
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

インド映画の笑いのツボに少し首を傾げながらも、作品のもつパワー自体は大したもので途中から舞台でやるとしたらどうゆう演出が一番魅力的か脳内変換しながら観ていた。
インド映画の歌とダンスがそうさせてしまう
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.0

発作的にタイムトラベルをする数奇な運命を持つ男の話なんだけど、そうじゃなくてこれはその男に出会う少女たちと可笑しなイマジナリーフレンドのストーリーなんだと感じた。

登場人物たちはもう体験済みという場
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

5.0

本当に良かった。
どこか違和感のあったシーズン2と3がちゃんと繋がった。

シビュラシステムの繁栄で思考することの放棄にまでせまる社会と、信念をもってそれに争う朱。

慎導篤志として再登板の菅生隆之さ
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.5

今作の魅力のひとつは不二子のキャラクターとしてのバランス。
ヒロインとしてルパンに対する愛がしっかりある中で、不二子本来の小悪魔性も失わない。
それがすばらしい!

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

ライダーもオーグキャラが活きてて良かった!
好きなのはクモオーグと一文字かな。

まさに庵野組と言うべき豪華なキャスト陣だった。昔の仮面ライダーをちゃんと見たことはないけど、これはこれとして充分面白か
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.0

丁寧な心理描写を美しい風景が彩る今作。

大人になるにつれて抱いていた理想と今の自分との葛藤に悩む。

今作から学ぶべきは、躊躇するより飛べ。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

1の設定をさらに深めつつ、そのユニークな設定をストーリーにしっかりと活かした今作。

冒頭は斜めの角度から入りつつ、
シリーズの主役はやっぱりトリー。
本当にユニークでキュートでどんどん魅力的になって
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

民に混じればそれを愛し、
敵に混じればそれを屠る。
王の中の王バーフバリは山のような男だった。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

世界観による没入感が凄い。

ナヴィ族のキャラクターが個性豊かで表情が本当に自然。

海のクリーチャーが美しくて面白い。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

スピード感のあるストーリーを音楽が彩る映画は良い。

人物の感情や行動の動機が納得いかなかった。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

馬とバイクの並走いいな〜

拳と動物と銃弾と鎖と鞭と弓矢が飛び交うのいいな〜

不死身の男たちいいな〜

虎と狩人の絆いいな〜

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

ホラーなんだけど、ホラーの皮をかぶった青春ムービーのよう。

ループするギミックは謎なんだけど、死を繰り返すうちに明らかにツリーが魅力的になっていくのが面白い!

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

心にスラムダンクが流れ込んでくる感じ。

初めて読んだ時から20年以上経って、それがまた昇華されて新しく出会えたことが嬉しい。

ここという場面では必ず熱いものが込み上げてくる。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

新海作品の風景描写の緻密さと光の美しさはどんどん更新されてく。

物語では草太が要石になって東京の震災を防いでくれた。
最後に草太がの奏上したように震災はすぐ隣にある。今一時を大切にし来る日に備えて生
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

SF×70年代音楽の異質の取り合わせが心地良い!
アライグマロケットが一番常識人!笑
勢いとテンションで強大な力に対抗する、小難しいこと考えずに観てられるのも良い!

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.5

いつの時代も帰ってきたくなる映画。
日本の原風景と美しい音楽に支えられた永遠の友情。
良い意味でデリカシーが無くて面白い。

父によって見送られ、父によって迎えられる一夏の冒険。くるな〜。