オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価

オーウェン

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さらば友よ(1968年製作の映画)

4.3

このフランス映画「さらば友よ」は、フランスを代表する大スター、アラン・ドロンがハリウッドから、当時まだバイプレイヤーだったチャールズ・ブロンソンを相手役に迎えて共演した犯罪映画の傑作です。

監督はジ
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哀しみの街かど(1971年製作の映画)

4.3

挫折と絶望の中で、ひたすら愛し合おうとする男と女を鮮烈に描いた作品が、この「哀しみの街かど」だと思います。

この映画「哀しみの街かど」が公開された1971年は、「ある愛の詩」が大ヒットし、"愛とは決
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アダプテーション(2002年製作の映画)

4.9

この映画「アダプテーション」は、書けない時の脚本家の苦悩を虚実織り交ぜて描き、自虐的で内向的な仰天するような世界を描いた秀作だと思います。

この映画は、チャーリー・カウフマン脚本、スパイク・ジョーン
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かくも長き不在(1960年製作の映画)

4.5

この映画「かくも長き不在」は、1961年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。

バリの郊外で、カフェを営むテレーズは、ある日、店の前を通った浮浪者を見て驚愕する。
第二次世界大戦中、ドイツ軍に連れ去
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破壊!(1974年製作の映画)

4.0

このハリウッドの職人監督、ピーター・ハイアムズの映画「破壊!」は、馬面でもっさりしているエリオット・グールドと、丸顔でチンマリしているロバート・ブレイクの凸凹コンビの刑事が活躍する作品だ。

二人の顔
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山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.8

パナマの麻薬組織のボスと、彼の援助を受けて政権を握ろうとする将軍。

この二人を暗殺するため、二人のスナイパーが、パナマのジャングルの中に潜入する。

トム・ベレンジャー扮するベテランのスナイパーは、
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.2

この映画「ザ・ロック」は、今は観光名所となっている、アルカトラズ刑務所が舞台。

アメリカ軍に反旗を翻した兵士ら14人が、観光客の命と、神経性毒ガスを積んだロケットを盾に、1億ドルを要求。

化学兵器
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ダラスの熱い日(1973年製作の映画)

4.5

この映画は、アメリカ現代史上最大の謎ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件の真相に迫る政治スリラーの傑作だ。

この映画の脚本を書いたのは「ジョニーは戦場へ行った」を監督し、「スパルタカス」や「パピヨン」
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バラキ(1972年製作の映画)

3.0

この「バラキ」は、ノン・フィクションの映画化としては実証性が希薄で、ギャング映画としては事実に足を引っ張られて、フィクション化が不徹底な作品だと思います。

この映画「バラキ」は、監督が007シリーズ
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

4.0

この映画「007ドクター・ノオ」は、007シリーズの記念すべき第1作目の作品で、ショーン・コネリーの初代ジェームズ・ボンドが大活躍するんですね。

この同一のキャラクターを主人公にしたスパイ映画として
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ナイトホークス(1981年製作の映画)

4.0

この映画「ナイトホークス」は、シルヴェスター・スタローン主演の刑事映画。

刑事映画の最大のポイントは二つあって、一つは主人公の刑事に、どんなキャラクターを持たせるか。
スーパーマン刑事にするのか、人
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評決(1982年製作の映画)

5.0

第55回アカデミー賞で、この映画「評決」は、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞にノミネートされていましたが、何一つ受賞出来ませんでした。

特に、過去5回も主演男優賞にノミネートされながら
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殺人捜査(1970年製作の映画)

5.0

アカデミー最優秀外国語映画賞、カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作のエリオ・ペトリ監督の「殺人捜査」を久し振りに観直しました。

ローマ市警の鬼と言われているエリート警察官が、情婦を殺害し、現場にわざわざ数
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.0

サム・ライミ監督のホラー映画は、ほぼ無条件に楽しめる。
笑えて、頭が切れて、遊びが多いからだ。

特に、この「死霊のはらわた」は、文句なしに楽しめる傑作だ。

話自体は、類型を出ない。森の小屋で週末を
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

4.2

この「大統領の陰謀」「ペリカン文書」を撮った、社会派のサスペンス映画を得意とするアラン・J・パクラ監督の「パララックス・ビュー」は、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を思わせる、政治サスペンス映画の秀>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

5.0

この映画「カイロの紫のバラ」は、人間の孤独な心を優しく、温かいまなざしで見つめる人間凝視の秀作だと思います。

この映画は、ウッディー・アレン監督自身が、自作の中で好きな6本の内の1本として挙げていて
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サムライ(1967年製作の映画)

5.0

この映画「サムライ」は、サムライの孤独な死と寡黙なプロの殺し屋の死を鮮やかにオーバーラップして描いた、ジャン・ピエール・メルヴィル監督のフィルム・ノワールの秀作だと思います。

この映画は、フランス映
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(1971年製作の映画)

5.0

この映画「恋」は、1971年にカンヌ国際映画祭でグランプリ(現在のパルムドール賞)を受賞した秀作だ。

原題は「The Go-Between」と言って、「とりもち」という意味らしい。
監督は赤狩りでハ
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

4.3

東西冷戦時代に、その両陣営で研究を競う、物質ミクロ化技術の秘密を握るチェコの科学者が、鉄のカーテンから亡命するが、途中で撃たれ、脳に重傷を負ってしまう。

そこで、西側陣営の軍部は、治療のために情報部
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

4.0

このSF映画「禁断の惑星」は、今から250年後には人類は星の世界へ植民を開始する、シェイクスピアからフロイトまで援用したSF映画の傑作だと思います。

この「禁断の惑星」は、MGMが初めて製作した本格
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

4.7

この映画「未来惑星ザルドス」は、評判が今一で、よく訳がわからないとか、ひとりよがりの映画だとか言われているようだが、そんな事はなくて、退屈するどころか、知的イマジネーションを刺激されて、非常に面白い作>>続きを読む

ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.3

この映画「ある日どこかで」は、初恋にも似た瑞々しい恋の予感をうまくとらえ、恋の高ぶりを知った時の、胸が切なさで締め付けられんばかりの思い出を、えも言われぬ訝しさを、そっと心の奥底にしまい、いつまでも大>>続きを読む

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

3.5

この作品では、舞台をシリーズ当初のエジプトから中国に移していますね。
こうなると、もはやなんでもアリ。ついに、このシリーズの邦題の「ハムナプトラ」って、何の意味もなくなったんですね。

シリーズのヒロ
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.0

この映画「ビバリーヒルズ・コップ」は、笑い転げて、グサリと胸を刺される映画で、とても面白かったですね。

第一のポイントは、主人公を演じているエディ・マーフィのうまさ。
「48時間」「大逆転」で、大変
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.8

この映画「ボディ・ダブル」は、アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」「裏窓」にオマージュを捧げた、ブライアン・デ・パルマ監督ワールド全開のサスペンス・スリラーの傑作だ。

この映画の題名の「ボディ
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.8

007シリーズの中で評判も悪く、興行収入もパッとしなかったこの「消されたライセンス」。

評判が悪かった理由は、ボンドが親友の復讐のため007を辞するので、任務ではなくなり、必殺仕事人と化すため、ボン
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

4.0

「猿の惑星・征服」は、1990年のアメリカが舞台。

人間たちが猿を奴隷のように扱い、成人し改名したシーザーが、反乱を起こすというもの。
1965年に実際に起きた黒人暴動を、猿に置き換えて描いている。
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.5

「新・猿の惑星」は、海上に不時着した宇宙船から、3人の飛行士が降りてくるところから始まる。
そして、マスクをとったら"猿"だったというサプライズな演出。

「猿の惑星」に登場していた、コーネリアス(ロ
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.5

この映画「ショコラ」は、ラッセ・ハルストレム監督が描いた、美しく夢のような不思議なおとぎ話の世界ですね。

悠々と広がる、のどかな田園風景と小川のせせらぎに囲まれた丘の上にたたずむ小さな村。
カメラが
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クルージング(1980年製作の映画)

4.5

この「クルージング」は、「フレンチ・コネクション」、「エクソシスト」など、1970年代の前半に絶頂期を迎えた、ウィリアム・フリードキン監督が、主演にアル・パチーノを迎えて撮った問題作だ。

アル・パチ
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激流(1994年製作の映画)

4.3

この映画「激流」は、ほぼ全編が本物の川でロケーション撮影されたということだ。
本当にどうやって撮影したんだろうと思ってしまうような迫力あるシーンの連続。

荒々しい水しぶき。全てを飲み込むかのように襲
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

5.0

ロサンゼルスのビジネスセンターに落成した巨大なビルが、テロリストに乗っ取られた。
彼らが狙うのは、6億ドルの巨額の債権。

外部と完全に遮断された、このビルの一室に、刑事が一人残っていた。
彼は、ロサ
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アニマル・ハウス(1978年製作の映画)

4.0

ジョン・ランディス監督の「アニマル・ハウス」は、素材そのものが、ダイレクトな笑いの発火点となって、我々観る者を直撃する。

時は1962年。アメリカ北東部の名門大学。
そのキャンパスの一隅にあるのが、
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暁の7人(1975年製作の映画)

4.0

「暁の7人」の主演俳優ティモシー・ボトムズは、「ジョニーは戦場へ行った」「ラスト・ショー」「ペーパー・チェイス」等での印象的な演技で、私のお気に入りの俳優のひとりになりました。

「暁の7人」の彼は、
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華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)

5.0

この映画「華麗なるヒコーキ野郎」は、ジョージ・ロイ・ヒル監督、ウィリアム・ゴールドマン脚本、ロバート・レッドフォード主演という「明日に向って撃て!」の黄金コンビによる、ノスタルジーに溢れた、ごきげんな>>続きを読む

吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

4.3

この映画「吶喊」は、動乱の幕末を死と背中合わせの若者の心情を刻みながら、痛快に生きた姿をユーモラスに描き、戦争の愚劣さを風刺した、岡本喜八監督・脚本の才気あふれる青春時代劇の隠れた傑作だと思います。>>続きを読む

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