TomeTaさんの映画レビュー・感想・評価

TomeTa

TomeTa

映画(36)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

ドラマと違ってお金をしっかりかけているなと感じた。
伏線の回収の仕方が相変わらず綺麗。
野木さんの見てみぬふりをしてきたことをテーマにする感じたまらん。

メメント(2000年製作の映画)

3.4

一度鑑賞してから巻き戻しで観てようやく理解できた。
記憶がなくなる中推理していく様子はとても面白く、巧妙であった。
伏線回収も秀逸でとても見応えがあった。
記憶ってある種のバイアスがかかるから脆いもの
>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

とにかく刺さった。
久しぶりに号泣した。特に4コマ漫画のタイトルが...
自分も強くないからこそ感情移入できた気がする。

双方の視点の対比が印象的であった。
どんなに自分が好きな領域であっても誰かか
>>続きを読む

ラルジャン(1983年製作の映画)

4.5

bgmなんていらない。
ストーリーを画で伝える。たまらない。
犯罪者とは紙一重なんだな。
階級社会って...とかこの人達って...
描かれない部分を考えるって大事だな。

カフカ「変身」(2019年製作の映画)

2.0

代替可能な存在にはなりたくないなと感じた。
映画というより小説の朗読に近かった。
小説は映像化しない方がいいのかな...

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.4

語彙力のある人のドキュメンタリーは観ていてとても飽きないし、構成がしっかりあるためドキュメンタリーだが、事実を時系列順に並べてもとても見応えがあった。
しかし、小川さんが日本の将来を良くしたいのはわか
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.3

異食症という言葉を初めて知った。
異食時にはそれが美であるかのように描かれていて気味が悪かった。
DVや夫への依存など観ていて心苦しい描写も多々あり映像の色味も相まってじわじわと緊張感が生み出されてい
>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.2

松田優作の表現力、演技力の高さに脱帽

咀嚼音や不協和音は不快そのものであったが、アングルは豊富でその豊富さが気持ち悪さの正体なのではないだろうか。
何度も「そのアングルで撮るん?」てなった。
飽きな
>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

父親が息子に向き合う姿に感動した。
重要なシーンの台詞の少なさに驚いたが、
色々考えてしまい父と兄の抱擁するシーンは個人的に好きすぎた。ビリーの家庭環境は決して裕福ではないが、幸せな家族であった。

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

我々はアウシュビッツで何が行われていたか知っている。しかし彼ら家族は知っていたのだろうか。乾いた銃声や悲鳴に耳を傾けることなく我々と同様に暮らしたいだけなのではないかそう思い鑑賞していた。
現実問題に
>>続きを読む

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.5

とにかくbgmの使い方が秀逸だった。
トラウマ的要素の見せ方が印象的であった。
登場人物が多い中、誰がどの役かとてもわかりやすかった。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

実話をもとに制作された本作。
感情移入が中々できず、ただただ客観的にしか観れなかったため勿体無いなと感じた。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

撮影方法が画期的で一番効果的なのではないだろうか。暴力や強姦など映像では暴れているがその様子を美的に映していることに感動。
愛した音楽の第九を聞くと死にたくなるという台詞はとても印象的で残酷であった。
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

3.5

石原さとみの演技がとにかく圧巻であった。
カメラを固定せず美羽ちゃんとの思い出を見せないことで感情移入をさせずに客観的に見せることで多角的な視点から物語を観ることができた。
メディアで報道された事実を
>>続きを読む